私が尊敬する画家は数多くいます

今日はその中でベスト３の画家を書きます
（前のシリーズが楽しかったから）

絵が凄いのはもちろんのこと
その生き方、絵への向かい方、周りへの影響力など
いろいろありますが

それよりも
強く私の心に焼き付いている印象で選んでます

では早速
ベストスリーじゃない、第三位！
ジャジャン！

【オノレ・ドーミエ】

名前を聞いてもピンと来ないかもしれないですが
恐らく美術の教科書にその絵は載ってたと思うので
絵は見たことがあるはずです

だけど、どんな人物かは
あまり知られていないでしょう

私がパリに行くきっかけになった
二つのデッサンの内の一つが
ドーミエのデッサンで
その時初めて名前などを知ったのです

彼は風刺画を版画で描き
風刺画家として有名でした

その後40歳を過ぎた頃から油絵を描きはじめるんですが

彼が描く人物は
その性格までがシルエットだけでも表されています

風刺画をずっと描いていたので
人の内面を表すのが非常に長けてたのです

洗濯かごを持って歩いている女
汽車の中で座っている乗客

こんななんの変哲もない情景を
何とも言えない風情のある絵に変えてしまう

そんなことが出来る画家はそういません

当然、当時の画家達にも一目置かれ
かなりの影響を与えてます

そしてその性格がすごい
そこに惹かれた画家もいたことでしょう

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