神学校卒業式で感じたこと

先日、今年の4月から入学する神学校の卒業式に参加しました。
卒業時の自分の姿を想像しながら(無事卒業できるかな?)。


卒業生答辞で、代表の方がいくつか面白く言ってました。

初年度は「御言葉を語ってやるぜ」(最初は伝道を熱い想いでやっている)
次年度は「御言葉を語らせないでください」(初年度で現実を知り人前に立つのが怖くなっている)
次々年度は「御言葉を語らせてください」(色々経て謙虚になった)

「1人で祈りができなかったので先生と一緒に祈った」
「その先生につまずき、自分で祈れるようになった」

など時にブラックジョークを言いながら人の成長を答辞してました(笑)


自分も1人でも多くの人に御言葉を伝えたい、という熱い想いがありますが、これからきっと自分の実力の現実を知ることになり(笑)、その時また神に頼り、仲間に助けられながら成長するんだろうなと、まだ入学していないのに(笑)勝手に色々思いました。


印象深かったのは、教団委員長の挨拶でした。卒業生に向けて、

・どこに行くのが正解じゃない、神と共にいるのが正解。
・ユーモアを忘れずに。
・ちゃんと助けてと言う。

この3つのメッセージを語られていました。

特に3つ目の 助けてと言う というのは心に留めたいなと思います。

真面目な人ほど溜め込むことが多いものです(日本人クリスチャン多い)。
自分でやることが美徳と思うからです。
助けてと言うと人に迷惑がかかる、とかこんなことも出来ないの?と非難されるかもしれないという恐れが背後にあるからです。

しかもそういう人に限って、

他人が助けてと頼られると背負ってしまう

結果自分でいっぱいいっぱいなのに、さらに相手のパスも背負ってしまい燃え尽きる。

うわークリスチャンあるある(笑)


助けてと言うのは勇気がいります。
そして助けてと言ったところで受け取ってもらえるかも分からない。

でもまずは、
今自分がいっぱいいっぱい、問題を抱えているのを認めること。
そして自分には助け手が必要だと言うことを認めることが、回復への第一歩なんだなと思わされました。


ではまたー



長瀬雄大




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?