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個人指導と集団指導

現在、マンツーマン指導のバッティングスクールで働いていますが、昨日、今度は1対複数の野球スクールでも働き始めました。

(昨日の更新がなかったのはそれが理由です。)


この個人指導と集団指導をしてみて感じたことを書いていきたいと思います。


結論、どちらが良いということは一概に言えません。


というのも何事においてもそうですが、それぞれメリットデメリットがあります。
それを理解した上で選択することがベターかなと思います。


では、それぞれ比較していきましょう。


まず、個人指導

メリット
・一人一人に合った指導ができる。
・質問などがしやすい。
・周りの環境に左右されにくい(腐ったミカンの話)
デメリット
・指導者の裁量や相性にほぼ100%左右される。
・切磋琢磨する仲間がいない。
・楽しさに欠けることがある


続いて、集団指導

メリット
・仲間と切磋琢磨できる。
・みんなでワイワイ楽しみながらできる。
・環境によってはものすごく成長できる。
デメリット
・指導者の目が届きにくい。
・個人の課題に向き合いにくい。
・練習の絶対数が少ない。

大きく分けるとこんなところでしょうか。


個人指導は良い指導者に当たれば、成長が見込みやすいです。

ただ、指導者が悪いと全く成長しないどころか、やる気を失ったり非行に走ったりする場合もあります。

ですので、個人指導を選ぶ際には指導者をしっかり見定める必要があります。


一方、集団指導は環境によっては個人指導よりも成長速度が早くなります。


というのも、みんなが意識、レベル共に高い環境で出来れば、周りにつられて自分も変わりやすいからです。

ただ、この環境のチョイスを間違え、自分がダントツで上手い環境だと奢りやすく、反対にダントツで下手くそだとやる気を失いやすいです。


ただ、この環境もあくまで一般論で、自分が1番上手くて、責任ある立場の方が上手になる選手もいれば、1番下手だから頑張らなきゃとモチベーションが上がる選手もいます。


ということがあるので、個人指導、集団指導どちらが良いとは言えないのです。


教える側として思うのは、個人指導の方がオススメということです。


一番の理由は、個人の課題や長所に合わせて指導ができるという点です。


これは集団指導ではなかなか難しいです。

みんなと違うことを教えると、贔屓していると思われる可能性があるので、「今日はこれ!」といった課題を出したら、それを貫かなければなりません。


もちろん教える側はどちらでも質の高い指導をしなければなりませんが、通わせる側はこの辺を理解して選択することが大切かなと思います。


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