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第37回ちくさ高原ヒルクライム Aクラス3位

第37回 ちくさ高原ヒルクライム
カテゴリ:男子Aクラス
日時:2024年4月7日(日)
場所:兵庫県千種町
天候:晴れ 
気温:半袖でいける

【目標】
Aクラス優勝。最低でも表彰台には立つ。
1本目、2本目ともにタイム更新


【機材】
フレーム:S-WORKS Tarmac SL6 リムブレーキ
ホイール: BORA ONE 35 AGILEST FAST 25C
ギア:フロント 50-34  リア 11-28
重量:約6.9kg
レース中はサイコンはポケットにいれて見ないのでサイコンマウントなし。
ボトルケージもなし。

【当日まで】
日 大正池&柳谷(長岡京側)TT どちらもPR更新
月 1時間 L2
火 イケゴリパーク + L2
水 フルレスト
木 TGW クリスクロス 3×20min
金 JETT Base Ride(B)
土 L2+ダッシュ+クールダイン 1.5時間

【レース当日】
早めにベッドに入ったもののほとんど寝られず、3時過ぎ起床。
水分を摂ってシスコーンを食べて、トイレで1回目の軽量化。59.7kg
車に自転車を積み込んで4時過ぎに自宅を出発。
京都市内からちくさって意外と遠くて高速を使っても3時間ぐらいかかるんですよ。
車を運転しながら炭酸水500mLを飲み、冷凍焼きおにぎりと焼き干し芋を食べる。レース当日朝の定番になりつつある。
焼き干し芋(220g)が美味しくて食べ過ぎた(完食)
かさいサービルエリアで2回目の軽量化。
7時ぐらいにちくさ高原スキー場に到着。
しばらして3回目の軽量化。

エントリーリストを確認すると、田中裕士さんの名前ががが、、、
名前と顔が分かる(自分が知っている)強豪選手は田中さん、峠13さん、カンベさん、615六甲朝練の学生。
それと関西学院大の学生も強いらしいと聞いた。
峠13さんは一週間前に十三峠で13分台を記録しておられる。レースの前日も十三峠(裏)をえらい速いタイムを記録していた。正直、レース後半の勾配が上がる区間で競るとなると全く勝てる気がしない。

そして、なんと、、、今大会は計測チップが導入されました!
前大会まではスタッフによるストップウォッチとメモによる記録でした。
嬉しい!なにげに興奮した。

厳重にカバーで保護されたチップ

【アップ~レーススタートまで】

スタート地点

スタート地点に向かう下山前にAB混走スタートだと発表される。
気温が高くなる予報だったのでウェアは夏仕様で挑んだ。下山とアップのときだけアームカバーとジャケットを装着。
ボトルケージは外してあるのでサコッシュにドリンクボトルを入れて背負い、その上からジャケットを着た。
アップはスタート地点から5kmぐらい走った。

アップ終了後に荷物を運営に預けて知り合いと談笑。
田中さんははどうやらDNSのご様子。
計測チップは導入されたが、スタート地点に計測機器が見当たらない。スタートの合図と同時にゴール地点の計測をスタートさせるグロスタイム方式のようだ。

【コースプロフィール】

Aクラスは12.5kmと6.5kmを1回ずつ走る

【作戦】
田中さんがDNSなので、集団の速度は自分でつくる。
ローテと牽引は積極的にする。
勾配が上がる区間に入るまでに平坦が苦手なクライマーを千切っておく。
勾配が上がってからから峠13さんが前に出たら可能な限りついて行く(今回は開幕アタックなんてせずに平坦区間は集団で大人しくするらしい)

【1本目レーススタート】
スタートの合図とともに先頭に出る。
着はもちろんだけどタイムも狙いたいから、生意気にもまずは自分で集団のペースを作る。サイコンはポケットの中だから感覚のみで5倍を超えてるぐらいで踏む。
その後は何人かで先頭ローテ。ローテで回してくれるの人はだいたい同じ人だ。分単位の長牽きで自分が一番長く多く牽いたのは間違いない。(強調)
スタートから6kmまでの勾配が緩い区間で人数を絞りたかったけど、後続が多すぎる(汗)
長牽き故にアタックやセレクションにはならず、単なる牽きになっていたらしい…
でもまぁ勾配が上がれば人数は絞られるだろうと考えてアタックは掛けず。
勾配が上がってからは、やはり峠13さんが前に出て関大の学生と数人が後ろに続く。僕もつきたかったけど離される、、、平坦で脚を使いすぎたか?(焦り)
峠13さんと関大の学生さんはぐんぐん前に進んで差が開く一方だったので無理に追うのはやめた。先頭から5番手か6番手ぐらいだったけどタレて落ちてくる人を1人、また1人と抜いて3番手まで上がったのを確認した。その頃には遠くに峠13さんと関大生の姿があった。あれは平坦を全力で踏んでも追い付かん・・・
スキー場手前の平坦区間に入る直前で後ろから615六甲朝練の学生さんが追い付いてきて僕にツキイチする形になった。平坦は速度を上げたいので千切るつもりでとにかく踏む。かなり頑張って踏んだけど付いてきている。僕自身も結構キツいので合図を出してローテを要求したが「無理です」と言って千切れていった。
スキー場前は観戦スポットでもあり応援の声があったのでタレないように踏ん張った。
スキー場を過ぎてさらに勾配が上がってからはインナーローにいれてとにかく回す。ゴール前の勾配が緩んだところで後ろがいないことは確認したが、少しでもタイムを縮めるためにアウターに入れて長めの全力ダンシング!
計測ラインを通過するまで踏み続けた。

1本目の結果は3着。タイムは不明(笑)
先着した峠13さん曰く31分半ぐらいではないかとのこと。
先着した2人とはタイム差が大きいので、2本目で巻き返すのは無理っぽい。
それほどまで完敗でした。

1本目を終えて
予想以上に脚がバキバキで痛い!
乳酸疲労もあると思うけど、筋トレをガッツリしたあとみたいな筋肉ダメージを受けている感じ。あまりにもバキバキで歩き方すら変になっている。
パワメのパワー値に縛られずアドレナリンの力で限界まで出し切った故のダメージ。アドレナリン恐るべし。これ2本目走れるんか。。。

2本目開始までに1時間あるけど、オニギリ、参加賞でもらったマグオン、糖質ドリンクを補給して早めに下山した。
少しでもペダルを回して脚の疲労を抜いておく。

【2本目レーススタート】
スタート直後から峠13さんが上げもせず下げもせずの一本牽きでナイスページング。勾配があるとはいえ一本牽きは男前過ぎる!
ナイスページングのお陰で僕もツキイチに徹してギリギリのペースでついていける。いやもう本当に感謝しかない。そして峠13さん強い。
牽かせてばかりでは申し訳ないと思い、スキー場手前の平坦は強めに牽く!と決めて平坦に入ったところで踏んだら予想よりも飛び出してしまい牽くどころかアッタクみたいになってしまった(汗)
「あれ?ついてこないの???」僕はそう思った。
飛び出してしまったものは仕方がないので平坦はそのまま踏み続けた。どうせ勾配が上がれば直ぐに追い付かれる。と思っていたらスキー場前を通過するときには追い付かれた。もう少し粘りたかった、、、
スキー場前にはBで参加して2本目は観戦していたAYUMOONさんがカメラマンになっていたので、ここぞとばかりに良い姿を見せようと笑顔で親指を立ててポーズを決めて余裕ぶった(余裕はまったくない)

左手小指は骨折治療中だから完全に曲げられなくて少し浮いているw
そしてすぐに辛い表情に戻った(笑) Photo by AYUMOON

この直後に峠13さんに並んで、更に格好良く飛び出した!ところまでは良かったが、、、カーブを曲がってスキー場の観客の視界から見えなくなったとこで抜き返されて一気に差が開いたwww
はい、調子に乗りすぎました(反省)
前の2人はラストスパートを掛けているので僕との差が広がる広がる。
3位はほぼ確定してるので、ここまできたらあとは出し切って少しでもタイムを縮めるのみ。1本目と同じように勾配が緩んだところでアウターに入れて全力ダンシングしてゴールラインを通過。

【結果】
タイム:1本目31:28 / 2本目21:47 合計 53分15秒
男子Aクラス 総合3位

足下が写ってないけど表彰台の上に立っています
賞品はアミノバイタル


念願のちくさAで表彰台にたてました。
目標の最低ラインであった表彰台、コースタイム1本目と2本目どちらもPR更新を達成。
表彰台に立てたのは嬉しくはありますが、1位と2位に大差で負けたので悔しさもあり。
こればかりはハッキリした実力差です。
前大会のBで優勝したからと調子に乗ってはいけませんな。
とはいえ3位は3位。喜んでおきます!(田中さんが参加していたら表彰台に乗れなかったのは確実だけど…)

大学生には負けても仕方がないと思えるけど、同い年の峠13さんに大差をつけられたのは悔しいのもあるけど素直に「峠さん凄いな」って思った。
と同時に自分も努力次第ではあそこまでいけるのかもしれないと思わせてくれた。

【パワーなど振り返り】

下山前から2本目が終わるまで通しのログ

振り返りと言ってもパワメが5~6%ほど下振れしているので信憑性は低い。パワメ下振れ分だけ実走ログはFTP設定値を5%下げています。
31分でW'balを使い切っているので文字通り出し切れたのだろう。アドレナリン凄い。
2本目は出涸らし状態だったけど峠13さんのお陰でジワジワ削る感じで走れている。そう、平坦までは。平坦の後に見事にタレました(反省)

過去の自分との比較

今回は風の影響もあってか平坦区間は良いペース。
過去のオレンジと水色の線は猛者が牽引する集団にぶら下がったとき。
ピンクは前回Bで先頭を何人かで回したとき。
風の効果があったとはいえ自分が積極的に牽いた今回と、猛者が牽引する集団と同じ速度で走れていたのは嬉しい事実。


ちくさ高原ヒルクライムは何回かでているけどA15位 → A7位 → B優勝 → A3位 と順調にリザルトを上げてきている。しかし、ここから先はそう簡単ではないのは分かっている。
今年の秋の大会も出るつもりでいます。表彰台を狙うのはもちろん、次は一段も高いところに立てるようにトレーニングを積み上げたい。

と、その前に4/14に伊吹山で年代別、6月に富士ヒル年代別、8月か9月に神河で年代別にも出る予定。
全ての大会で目標は優勝または入賞です。

僕の場合、目標はこうして宣言することで頑張れる人間なので、それが到底叶わない高すぎる目標であっても掲げるようにしています。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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