２年連続の出場で、市民アスリート枠で優先エントリー可能なありがたい都市型マラソン。去年の記録がフルマラソン自己ベストで2:53:33であった。今回の狙いは、自己ベストはマスト。出来れば2:49:00を切りたかった。キロあたり3:57くらいで刻んでいき、10キロを39分台、中間点を1:22〜23分台で通過し、30キロを2時間を切って、終盤は少しのペースダウンは良しとしてゴールする計画。

スタートブロックは一番前のAブロックではあったが、3万人以上参加しているため、スタートしていきなり1,000人以上も前にいる状態。かき分けてかき分けて、最初の1キロが4:27。この30秒ほどがやはり全体を狂わせた。10キロ通過は40分15秒と計画から遅れる。中間点の通過は、1:23:35ほど。やっと元の計画。30キロの通過は1:59:25。25〜30キロで少し疲れて、キロ4:00に落ちる。この段階で、苦しくてどれくらいまでペースダウンしてしまうのか不安しかなかった。30〜35キロはキロ4:05くらいに落ちた。フォームもピッチが落ち、ストライドで何とかタイムをそこまで落とさずにいる状態。35キロから去年は苦しさしか無く、ただ耐えて走った記憶しかなかった。今年は、2:50:00を切らなければという目標を達成するために、歯を食いしばった。たまたま、知ってるトレイルランナーが近くにいたため、抜きつ抜かれつの展開。トレイルレースでは負けた事ないランナーだったが、最後振り切られてしまった。しかし、このランナーのおかげもあり、南港大橋の登り坂でも、そこまで落とさずにゴール出来た。結果グロスタイムでは2:50:00を超えてしまったが、ネットタイムでは2:50:00切り（サブエガ）達成。

華やかな大阪マラソンの雰囲気も楽しみつつ、自己ベストを大きく更新出来て一安心。ただ、知っているトレイルランナーに負けた事、グロスでは2:50:00切れなかった事が課題。次回のランナーズ遠征大会である加古川マラソンでさらなる記録向上を目指したい。