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転職エージェントに騙されるな

最近、YouTubeや電車や街中でもたくさんの「転職」に関する広告を見かけるようになりました。
個人的にはビズリーチ☝️のCMが結構好きで印象に残っています。

なんだか転職することが当たり前の時代になってきましたよね。
先日、仕事先の方(50代くらい)と転職の話になり、「今の若い子はどんどん転職するよね、私の時代では考えられなかったよ。立場上、若い子が退職していかないように必死だよ。笑」

冗談半分に話していましたが、結構真剣に悩んでいたので
「私が入社しましょうか?」と返しておきました。
何年後かにヘッドハンティングされるかもしれません。。(たぶん無い笑)

実は私も転職経験があります。
新卒で入社した会社を僅か2年で辞めて、今の会社に入社しました。
転職しても失敗して、また転職するなんてこともありますが、
私としては成功だったと思っています。

私的に転職して良かった点と気をつけるべき点をご紹介します。

できることなら就活からやり直したい

就職活動をする際に、「両親からは長く勤めあげることができそうな会社を選びなさい」それだけを言われました。
私の両親は、良くも悪くも私の意見や思いを尊重してくれる人でした。

何をやりたいとかどんな会社に入りたいとか、就活をする上での目標が全くありませんでした。
正直、本当に適当で何となくでやっていました。

最終的に行き着いた答えが、
「とりあえず東証一部上場企業に行っとくか」でした。笑
今考えると非常にアホな考え方ですね。。

当時の頃の考えとしては、まずは社会の厳しさや常識を私は知らなさすぎる。そのためにできるだけ規模の大きい企業に入社することで何か得られるだろう、とアホ青年は考えていました。

人事の方からすると私のような薄っぺらさは簡単に見透かされますので、当然ながら面接は全て撃沈。
唯一内定をもらえたのは、建設業界に関わる会社でした。
「やる気・元気」くらいしか話した記憶がないのですが。笑

当時の自分に声をかけるなら、自分のやりたいことを見つけるのはなかなか難しいので、「譲れないことは何か」をよく考えるように伝えたいです。

就職した会社では、これでかなり苦労しました。

転職を決意したきっかけ

①勤務地問題

やる気と元気だけを押し通して入社し働き始めました。
まず、何がしんどかったというと「勤務地」です。

私が配属された場所は、車がないと生活ができないレベルの田舎でした。
仕方ないかと覚悟を決めていましたが、本当にきつかったです。

周りは見渡す限り、緑。田んぼとたくさんの木が生い茂っています。
自然と窓を開けて「マジかあ」と呟いていました。

それに人生で訪れたことない土地で初めてのひとり暮らし、当然友達もいないので休日にすることがない。
毎週何もすることなく月曜日を迎えることになります。

自分の中での癒しが全くないので、ストレスが溜まりまくっていました。
入社してからしばらくして、会社の健康診断があったのですが
入社前と比べて、体重が7キロも減っていました。

僅か数ヶ月でこの急激な体重変化は異常でした。
標準体重よりもかなり低かったので看護師の方に
ご飯食べてますか?大丈夫ですか?とめちゃくちゃ心配されました。笑

②休日問題

会社の年間休日は110日?くらいでした。
土日祝休みですが、月に一度土曜日出勤がありました。
これがかなり辛かったです。

土曜日も仕事があるのには、業界的な理由があります。
取引先は建設・土木会社になりますので土日も工事をやっている会社さんも多いです。

最近は土日は休みにしている会社も増えてきていますが、地場の会社は当たり前のように土日も働かれています。
なので土曜日だけシフト制で出勤していました。

仮に土曜日が休みだったとしても、担当のお客さんから電話は鳴り響きます。
お客さんからすると、私の休みの日なんて知らないので、普通に問い合わせの電話が来ますよね。

休日なのにお客さんの対応をしていたら、1日が終わっていたなんてこともありました。

他にも細かい問題もありましたが、大きくはこの二つでした。
3年くらいは頑張ろうと思っていましたが、想定よりも早く限界が来て転職することを決意しました。

転職活動開始

さあ、転職活動を始めようと何からしたらいいのか。
相談できる人が必要だと思い、転職エージェントを利用しました。

私が実際に利用したのは、リクルートエージェントです。
担当についてくれた方は、親身に話を聞いてくれて全体的に好印象でした。
例えば、転職で失敗しやすいのがダラダラと転職活動を続けてしまうことだと、言われました。

求人自体はかなり多いので、色々見ていると終わりが見えなくなりがちです。なので、まずはいつまでに入社するかの「期限」を決めること。
私は、最後の悪あがきとして、ボーナスをもらってから退職しようと考えていたので、約3ヶ月間で転職先を見つけることに決めました。

徐々に転職までの道筋が立ってきたのを自分でも感じていたので、エージェント様様だなと思っていました。

しかし、私が一番懸念していたのは、面接で話す内容です。
自分の考えを言葉にまとめて話すのが、少々苦手だったのでそこを頼りにしたいと思っていました。

もちろん、エージェントの方に全投げは図々しいので、ある程度の骨組みは自分で考えてから、その内容を肉付けしてほしいと依頼しました。
ですが、「あなた自身の言葉でないと実際に面接で話した時にボロが出るので添削だけはします」と言われました。

これは私がエージェントに求めすぎなのか。そもそも、エージェントとはこういうものなのか。
真実がわからなかったので、渋々自分で正解が分からず文章を考えていました。
添削自体も、内容に触れることはほとんどなく誤字をチェックしてもらっているくらいでした。

結局のところ、やってもらったことと言えば、添削と面接官からのコメントの受け渡しくらい。
これだったら私一人でも出来るよね?笑
とは思いましたが、相談する人が居ただけでも良かったのかとは思います。

転職して何が変わったのか

結論は、①と②の問題は解消できました。
給与面でも前の会社と比べてアップしました。
東京都内勤務、土日祝完全休み、福利厚生も充実していて何も問題ないです。

転職前と後では、何かと挑戦してみることが増えたと思います。
このnoteを書くことを始めたのも転職してからです。

今までは休日まで仕事のことを考えて追われていましたが、それが解放されて心に余裕ができたと感じています。

人を変えるのは環境だと、よく言われますが正にその通りだと思います。
転職という変化が私に良い影響ももたらしました。

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