一人称を変えたい

みなさんは、自分自身を表す一人称をどうやって決めましたか。

私は日常生活では「私」を使っています。
昔は「ジブン」を使っていたのですが一人称の「ジブン」と、「ご自分でやってください」のような、「あなた自身」という意味の「自分」と混ざってしまってややこしいので、「私」を使うようになりました。

その延長でnoteでも「私」を使ってきましたが、SNSで現実と同じ一人称を使わなくても、必要は無いんじゃないかということに気付きました。「私」も気に入ってはいるのですが、折角なので、ちょっと違う一人称を使ってみようかな、と最近思い始めています。

ではどんな一人称を使おうか、というのが、最近の悩みではあります。
私、俺、僕、我、わし、おいら、ウチ、拙者、小生、、
「自分」を表すことばは、調べて見ると結構いろいろありますね。それぞれに魅力があって、なかなか一つに決めづらいです。

しかし、一人称が定まらないと、自分の意見を言いたいとき、しゃべり出すことが難しくなります。何かに固定しておきたいので、考えてみます。

拙者・小生


完全に偏見ですが、昔の文豪って感じがする一人称ですね。
このあたりは、他人が使っていたらおもしろいですが、あまり馴染みがなく、自分を表すのに使うのは何かしっくりこないので、選択肢から早めに消しておきます。

「我」。「ワレ」という響きはおもしろいですが、文章でその音を楽しむことは至難の業です。「ガ」とも読めてしまうので、読む人によっては混乱しそうです。使うのやめます。

ウチ・わし・おいら

「ウチ」は、話していたら「家」「内」で混乱させてしまいがちな一人称です。文章だとそんなに困ることは無さそうです。しかし、この一人称だと何となく「関西の女の子」感が出てしまう気がします。何ででしょうね。
私が関西出身で、小学生時代に、周りで使っている人が多かったからかもしれません。文章で性別・年齢が何となくでも固まってしまうのはちょっと残念なので、やめときます。「俺」「わし」「おいら」あたりも、それで消すことができそうです。

「俺」。かっこいいのでちょっと憧れますが、これも性別が限定されてきそうだなと思ってしまいます。あと、距離の近い友達などに使う感じがするので、初対面のnoteを読む人に対して「俺」を使うのはちょっと距離が近すぎるかもしれません。本当に感覚的なものですが。

「僕」は、文章でも使っている人が結構いるイメージがあります。
noteは基本的にパソコンで書いているのですが、私(watasi)に比べて僕(boku)はタイピングが少なくて楽そうです。距離感的にも、「俺」から一歩引いていて、悪くない感じがします。よし、「僕」でいくか。

ということで、一人称は「僕」でいってみようと思います。
いつも見ていただいている方にとっては、はじめは違和感あるかもしれませんが、すみません。
書いてる側がしっくり来なくなったら「私」にもどします。
たまに普段使っている「私」が出てくるかもしれませんが、まあ気にしないでください。

というわけで、これからも僕のnoteをよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?