サプリメントは、本当にあなたをレスキューしているか?
サプリメントは、特定の栄養素を「効率的に」とることができる、便利なもの。
健康志向なかたや日頃の食習慣に不安のあるかたが、身体を気づかって飲みます。普通のかたでも、肌荒れなどのときに、ついつい手をのばしたくなりますね。
でもこの「効率的に」、今の身体の不調を解決してしまおうという姿勢に、実は問題があります。なんとなく調子が整わず、身体の帳尻があわないと感じるとき、そもそもそれが「食事が原因」と言いきれるものでしょうか?
●グッズ(goods)とバッズ(bads)の違い
確かに、機能のすぐれたサプリメントには、ある種の疾患・症状を改善する働きがあるようです(DHAやEPA・グルコサミンなど)。万が一自己判断で、かなわないサプリメントを過剰にとりすぎても、身体はちゃんと「いま必要のないもの」を外に出すしくみを持っています。ただ、その解毒やろ過にはしっかりと内臓が関わっているので、こういったことが「日常化」していると、負荷がかかります。
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