※ちなみに今、俺は40歳です（苦笑）。

自分は、いつも「あの頃が良かった」と口癖のように言葉がでる。

自民党のお偉方が高度経済成長期の日本に立ち返ろうとする感覚に近いのかもと思うと複雑な気持ちになる。

ガツガツ働くなんて、まっぴらごめんだ！
火沢の心の叫び

おいおい…

岸田さんが就任当初、所得倍増とか成長なくして分配なしとか言って盛り上がってたころ、「そんなうまくいくかよ」と反発してたのは俺の方だ。

でも…

ノスタルジーって世代間格差があっても、やっぱノスタルジーなんだと思う。

俺はオタクとして子供の頃のアニソン聴いて…（スマホでユーチューブ見るの、昔の曲ね）

やっぱりね…

どうしても心がね、あっち行っちゃう（笑）。

どうなんでしょう。
過去より今と言えれば格好いいけどさ…

今をなかなか受け入れられない俺は、今まさに過去と現在の狭間で右往左往してる。

よくわからないんだよね。

今の文化。
今の価値観。

勿論「あの頃の全て」が何もかも良かったなどと思わないけど。

俺さ…

上手く言えないんだけど…
あの頃…

90年代を少年期として過ごした身としては、
どうしても語らなければならないことがある。

そもそも90年代って何？

そう…

あくまで火沢の感覚なんだけど…

今より色んな物が「混ざり合ってた」と思う。

今が「分断の時代」なら90年代は「混沌」としていた。
しかし世紀末を意識する前まで、少なくとも俺は少なからず良い部分も見えていた。

オタクとしてはゴールデンタイムにアニメばっかやってたし最高の時代でしたね。

とにかくジャンプ系だけでなく、かなりマイナーな漫画もアニメ化されてたし、今の時代なら深夜アニメ枠だな、と（苦笑）、そういうのも本当にごった煮のように…

そもそもバラエティ番組も女性の胸が普通にさらけ出される時代。

本当にもう、自然なことでしたね…
小さい子供も普通に見るわけです（笑）。
今では考えられないけど…

俺にとって、90年代は「おっぱいとアニメ」だったのかもしれない。

だから今、こんなザマに、なったのかはわからないが（苦笑）。

俺さ…
あの頃って、確かに「野蛮」だったと思う。

体罰もあって
援助交際もあって
ナンパも今より盛んで…

バブルが崩壊しても、子供の頃の俺には90年代は「狂乱」の時代でもあったと思う。

ジュリアナとか…
オタクの俺には、そもそも意味不明だけどさ（苦笑）。

俺は実際、見たことないけど「みかじめ料」ってのがあって、暴力団にお金を払って飲食店なんかが、酔っぱらいなんかのトラブルから守ってもらったりしてたわけ。

勿論、暴力団の縄張り限定の話だと思うけど、社会と暴力団が協力して治安を守る、みたいなことがあった。

今では暴力団排除条例で、彼らは銀行口座も作れない。

それが良いのか悪いのか俺にはわからないけど、そうした社会の態度が、彼らを、より悪質な特殊詐欺をやるように追いやったように見える。

そもそも若者が家庭の事情からやむを得ず、そちらの世界に足を踏み入れることもある。

そうした事情を俺たちは「関係ない」こととして切り離す。

俺にはもう、わからないけどね。

ただ、昔は色々な物がグレーゾーンで収まってた。

政治献金もそう。

何が悪で何が正義なのか…

汚職で物事を上手く収めていた事もあるかも知れない。

不倫は文化だ。
汚職も文化、か。

そういう時代だった。

今はそれを是正しようとしている。

でも…

是正って何だ？

今、社会はどこに向かってる？

クリーンな社会は本当に「生きやすい」のだろうか？

俺ね…
40になっても恋愛したことないの。

だって邪悪だから（苦笑）。
性欲だけじゃん。
相手を騙したくないの。
こういう調子（苦笑）。

俺ね…
頭、固いしさ…
滅茶苦茶、二元論なの（苦笑）。
ガキなの。

でもさ…

今の時代さ…

本当に「成熟」してるの？

俺には社会全体が「火沢オイル化」してるように見えるけど？

不思議ね？

何故？

俺が時代を先取りしたの？

どうなんでしょう。

例えばさ、ウィル・スミスが奥さんを中傷されてコメディアンぶったじゃない？
随分前だけど。

あれ俺、弁護してたのよ。
警察に突き出せなんて声もあったじゃない？
暴力に対するアレルギーが強すぎて…

俺が古いのかも知れないけど…
あそこまでウィル・スミスを批判する世間の感覚についていけなかった。

勿論、彼は良くないことをした。
でも、少し前なら「両義的」に人を見ていたよね。

統一教会の山上容疑者に対しても「死刑にしちまえ」とか…
犯罪心理学者とやらは、「彼は犯行後、気持ちよくなっている」とか…

もっと言うことないわけ？
もっと別の言葉、ないわけ？

年配者からして変わってしまった。

世代はもう関係ないのかもしれない。

過去にしばられるか

未来を向くか

その狭間で右往左往するか

俺は矛盾が多いの。
論旨が一貫してなくてね…

二元論的だけど二元論から脱するべきだと思ってる。

滅茶苦茶だよね？

でも、これが今の俺の素直な感情。

俺より上の世代の女性です。

「恋愛感情と性欲は別よね」

俺のフォロワーにもいます。

「恋愛じゃなくてセックスしたいだけ」

実は火沢も、頭が固いからこそ、寧ろ彼らの気持ちが分かる。

もう、「分ける」時代だと。

体罰が何故廃止されたのか。

みかじめ料
不倫
政治献金

公園の存在やあだ名も危うい。
自転車や自動車の交通ルールはより厳格になり
エスカレーターの追い越しも良くない、と。

挙げればきりがない程、二元論。
止められない二元論です。

もうかつてのように両義的に見てくれないのでしょうね。

複雑です。

俺の中で、そうあってほしいことと、そうあってほしくないことがある。

特別な話でしょうか？

体罰も…
愛情はあったかもしれない。

俺は親に甘やかされて育った手前、手を挙げられて、後年「感謝してる」なんて言う人に複雑な感情を抱いています。

畏怖と少しの敬意、そして、反発…

もし、俺が体罰を受けていたら、きっと皆さんと同じように体罰反対と声高に叫んだでしょう。

と、いうか今の俺だって嫌です、（苦笑）。

そう、ズルいんです。

でも、痛みを与えられて、それでも愛情と受け止め、自分の成長に転化させるなんて…

俺には野蛮というより、やはり「畏敬」なんですよ。

受け入れられないけど、心の中では、それを深みのあることとして感じてる、ような。

勿論、今の時代だと「野蛮」で片付けられてしまうでしょ？

別にいいんだけどさ。

若者が恋愛出来なくなってるの、なんでだろ？

俺、しーらない。

知ってるけど、しーらない（笑）。

別に良いけどさ。
俺には住心地がいいからさ。

でも…

若者が結婚しないのはお金がないからじゃないよね？

そんな分かりきったこと、ここで言うつもりはなかったけど？

最後に、俺、やっぱ「オタク」なんで、今回この記事を書きたくなった元凶（苦笑）の歌をご紹介しようと…

勿論、興味がなければスルーして構わない。

俺が子供の頃に、やっていた特撮「七星闘神ガイファード」。

内容はそこまで記憶に無いが歌が好きで大人になっても覚えていること。

そして、一番ステキなのはヒーローなのに敵を蹴る際、フェイント入れるの。

あまりにもシュールなんで友達と笑ってたのが良い思い出です。

そして、なぜ、今回のタイトルが「拝啓50代の皆様へ」なのか。

俺の好きだったアニメや特撮は、当然のことながら上の世代の方が作っていた訳です。

いわば俺は、上の世代の方の精神教育を受けてしまった。

今更、手のひらを返して、根性なんてけしからん、近代合理主義が全てだと言うのも勝手ですが、せめて「責任」とってください。

こんなにも熱くてマニアックで純粋で直向きな、素晴らしい作品を作っておいて、いまさら、それはないでしょ（苦笑）。

俺自身は残念ながら根性とは最も縁遠い人間でした。

俺は「あなた達」の熱にあてられ自分を熱い人間と錯覚した人間です。

俺はズルいんです。

あなた達の想いを受継ぐことはできなかった。

今でも人生逃げっぱなしで、このまま逃してほしいと本気で思ってる人間です。

でも…

その「あなた達」が短絡的に世の中を二元論的な目で見るのも、俺はつまらなく思っている。

だから責任取ってください（苦笑）。

こんなにも素晴らしい作品たちを…
漫画やアニメだけではなく…
音楽であれドラマであれ、映画であれ…

あんなにも素晴らしい作品を生み出した「あなた達」に…

俺は自分のことを棚に上げて（スミマセン）、
少し怒っているんだ。


やはり、とんでもなく良い歌なので是非お聴きを！
子供の聴く歌じゃないです（笑）。

op曲

ed曲

特撮の歌じゃないね（笑）。
熱いだけじゃなく繊細で…
やはり90年代は面白い、と俺は勝手に思ってる。