火沢オイル

漫画家を目指していたが気づいたら40手前のフリーター。最近親の介護が始まり色々悩ましい…

火沢オイル

漫画家を目指していたが気づいたら40手前のフリーター。最近親の介護が始まり色々悩ましい。人生後半戦、やり残したことをやるためnoteに参加。 趣味は園芸、漫画、模型、折り紙、作曲(前奏だけ作って挫折、まだ諦めてないが)。

マガジン

  • ORIGAMI

    折り紙に関する雑記など

  • 雑記

    火沢オイルの思想。 その他、諸々…

  • NAGU キャラクター設定資料

    創作漫画NAGUのキャラクター設定資料。

  • ガルーダ過去編

    創作漫画NAGUのキャラクター「ガルーダ」の過去編。漫画版に繋がるエピソード多数。

  • NAGU

    創作漫画NAGU本編。 タイトルのANはアフターナグ。 要するに紀元後(苦笑)。

最近の記事

  • 固定された記事

アーセリアへ想いを馳せて… 

あれはそう… 実に20年ほど前です。 「彼女」を見つけたのは… 最初は別の名を名乗っていました。 何をしていたのか今となっては私の記憶は定かではありませんが、ろくなことはしていなかったはず。 そもそも人間ではないのです。 実は私自身よくわかっていない。 確かなのは、どうも私、火沢オイルの分身体であるということ… 彼女は向こうの世界(アーセリア)での火沢オイルであるということ… そうは言っても、性別も年齢も違う。 性格も微妙に違うのです。 しかし… 彼女は、どう考えても私なので

    • カマキリ〜紙の厚さの検討と超高難度作品との格闘〜

      今回も神谷さんの作品で。 で、今回は「カマキリ」。 鎌の棘がアクセントになっており非常に高密度な作品。 でも作品自体は2003年の発表。 神谷さんは火沢の2つ上なので21歳の頃の作品ってこと。 冗談でしょ? その驚愕の全貌をご覧ください。 去年買った紙がなかなか出番がない(苦笑)。 何故、緑色を買わなかった? この作品、折り筋をつけるのが難しい… 特に襞が均等にならず。 うっかりすると、どんどんズレる。 特に縦の線と斜めの線が交わらず、大苦戦。 図の折り

      • 零式艦上戦闘機をつくる

        デアゴスティーニの宣伝ではありません(苦笑)。 前回に引き続き、神谷哲史さんの作品を折っていこうと思う。 去年は紙を購入しただけでなく「おりがみはうす」にも行って本を大量に購入していたのだ。 今回は、以前から興味のあった零式艦上戦闘機を折ろうと思う。 これまでも戦闘機は折られてきたがカウリング(エンジンを覆うカバー)の筒状の丸みまで再現されているのは衝撃だった。 折り紙雑誌で写真を見て憧れているだけだったが神谷哲史作品集3に折り図が遂に掲載されることになった。 し

        • 現代折り紙の極地

          随分、久しぶりの折り紙。 去年、親が入院した際、病院の帰りに紙を購入していたのを完全に忘れていた。 折り紙で使う紙となるとかなり特殊な部類になる。 勿論、折る作品によっては一般的な物で問題ないが、複雑な作品となると薄手で、はりのある、しかも大変大きなサイズの紙(ハトロンとか四六判)が必須となる。 大型の文房具店、例えば世界堂(漫画描きにもお馴染み)や伊東屋でも購入出来るが、意外と前述したような適切な紙がなく、やむを得ず「竹尾」まで行くことになる。 竹尾とは一体…(笑

        • 固定された記事

        アーセリアへ想いを馳せて… 

        マガジン

        • ORIGAMI
          4本
        • 雑記
          16本
        • NAGU キャラクター設定資料
          0本
        • ガルーダ過去編
          2本
        • NAGU
          1本
        • NAGU 世界設定資料
          1本

        記事

          葛藤と涙、そして…お疲れ様

          noteを始めて一年近く経つ。 最近ようやく心の問題に一区切りついたようだ。 まだまだ覚束ないが、物事の見え方が以前とは変わった。 もう昔のほうが良かったとは、それほど口にしなくなるだろう。 もう「あの頃」に対して引きずられることは少ないと思う。 仮に過去を評価したとしても、それはアンティークを愛でるような心持ちであって、決して時代を逆行させようというものではない。 もう時代は引き返せない。 古さと新しさの折衷というのも厳しいのかもしれない。 新陳代謝とは認めたく

          葛藤と涙、そして…お疲れ様

          拝啓、50代の皆様へ

          ※ちなみに今、俺は40歳です(苦笑)。 自分は、いつも「あの頃が良かった」と口癖のように言葉がでる。 自民党のお偉方が高度経済成長期の日本に立ち返ろうとする感覚に近いのかもと思うと複雑な気持ちになる。 ガツガツ働くなんて、まっぴらごめんだ! 火沢の心の叫び おいおい… 岸田さんが就任当初、所得倍増とか成長なくして分配なしとか言って盛り上がってたころ、「そんなうまくいくかよ」と反発してたのは俺の方だ。 でも… ノスタルジーって世代間格差があっても、やっぱノスタルジ

          拝啓、50代の皆様へ

          白と黒の狭間を埋めるもの

          これまでの時代は古い価値観で他人の足を引っ張ることで社会の安定を保ち、足並みを揃えることに成功していました。 確かに褒められる話ではないですね(苦笑)。 でも… もう、抑えはきかなくなりました。 人間本来の自分に立ち帰り「制限のない、束縛のない」生き方をしたいという願いは、もう歯止めはきかないようです。 以前、火沢の頭の中に一つのワードが突然、浮んできました。 現在フォローしている方も同じ言い方をしていたので驚いたのですが、今の時代の本質を表した言葉だと思います。

          白と黒の狭間を埋めるもの

          「あけましておめでとう」という言葉と共に…

          まずは、あけましておめでとうございます(笑)。 今年も宜しくお願いいたします。 昨年は、あまり創作活動は捗りませんでしてた。 楽しみにしていた人はあまりいないと思うんですが(苦笑)すみません。 理由は色々ありますが、それはいずれ別の記事に… さて… (笑) 何から書けばいいのか… noteを始めて9ヶ月位かな… 最初は漫画を発表できる場があれば… という短絡的な気持ちで始めたnoteだったが あれよ、あれよと言う間に妙な方向へ(苦笑)。 今更なんですが… 改

          「あけましておめでとう」という言葉と共に…

          続、続マスターナンバー33

          まさか、今年最後の記事がこれになるとは…(笑)。 見出し画像は火沢が小学生の頃に愛読していた講談社コミックボンボンの、あるページである。 そう… 人生、唯一の自慢(苦笑)。 自分の絵とアイディアが金賞(厳密に言うとX賞)を獲ったのだ。 ロックマンXという火沢が子供の頃から大好きなゲームのオリジナル武器コンテスト。 一番嬉しかったのは誌上でロックマンXを連載している岩本佳浩先生に俺の武器を描いてもらったこと。 信じられ〜ん、という感じである。 多分、俺の人生の運は

          続、続マスターナンバー33

          数日遅れのクリスマスプレゼント

          自分が自分に、です(苦笑)。 前回の記事の続編です。 今回は、ただのキットレビューになりそう。 この記事見て自分も欲しい! と、思って頂けるかは分かりませんが(苦笑)。 結論から言って買ってよかったと思ってます。 前回ご紹介した中国のウッドパズルシリーズの新作です。 新作と言っても見かけるようになってからだいぶ経ちますが… やはり、前回のマジックチェロがデザイン、ギミック共に異常なクオリティだったのでこれを超えるものは流石にないなと。 ただ、前回の記事を書いてか

          数日遅れのクリスマスプレゼント

          中国に対してクリアなマインドで見たら「凄っ!」

          火沢は子供の頃から模型が大好きで、よく親に買ってもらって作っていた。 しかし成長するに従って塗装なんか凝りだすと、所謂「未完成病」というやつで完成させること自体が困難になってしまった。 完璧を求めすぎて手が動かなくなるのだ。 あと、結構毒なのは「オリジナリティ」を気にしだすと、これも危険。 とにかく自分のハードルを上げすぎると何もできなくなる。 プロのモデラーの方々が昔、雑誌に… 「我々はプロで作ってるからアート性を求められ技工を凝らさなければならない。 しかしア

          中国に対してクリアなマインドで見たら「凄っ!」

          続マスターナンバー33

          (注)今回は完全に個人の体験に過ぎず、他者にとって有益なことは何一つないのでスルーして頂くか笑ってやってください。 数ヶ月前、自分がカバラの数秘術で33という記事を書いた。 正直、調子に乗りすぎたな、と(苦笑)。 実は投稿した直後、心の中で違和感があって取り下げ、半日以上放置していた。 公開してから嫌で嫌で… 自己嫌悪に陥ってしまっていたのだ。 しかし、せっかく書いたし、ゼレンスキーのナンバーを当てたり(苦笑)、嘘や誇張は全くしていないつもりだ。 結局は調子に乗り

          続マスターナンバー33

          本当の自分は、ここにいる

          なかなか怖いものだ。 自分が自分であるということは。 俺は自分を抑圧したというより自分を出せなくなってしまったんだと思う。 中1までは班のクラスメイトに「ムードメーカー」だと言われ嬉しかった。 けれど一対一になると駄目だった。 ある日、班の子と帰ることになった。 俺はいつものようにおかしなことを言って笑わせるはずだった… だけど駄目だった。 言葉が出ない。 なぜだろう… 主体性がないからだろうか。 自分が自分であるということが、こんなに怖くて難しいことだなんて…

          本当の自分は、ここにいる

          それなら俺は…

          最近、父の活動が気になりユーチューブを見たりする。 普通に街頭演説してるし… 新政党作るし… 本当に政治家になっちまったんだな、と。 ホントなら自慢したいよ。 立派な父だと。 緊張症なのに、よくやってる、と。 でも… やっぱり引っかかる。 以前にも書いたが父は歴史修正主義者である。 火沢はろくに本も読まないので専門家のような事は言えないし、書けない。 ただ、太平洋戦争後における日本の再評価に対しては、結局、男性性の復権という下心が透けて見えて激しい抵抗感があった。

          それなら俺は…

          男だろっ!

          男って何なんでしょうね。 上の動画は火沢が子供の時観ていた平成版キャプテン翼のエンディング曲である。 当時は女にたしなめられたくないとか、そう言われたって…とか、男なんて「野蛮な者」になってたまるか、みたいな(苦笑)様々な感情が湧いていた気がする。 90年代の男の子事情も今ほどでないにしてもなかなか世知辛そうです。 今の時代は女の子の荷物を持ってあげるだけで差別主義者扱い。 子どもたちも、そうした教育を受け、「勉強になった」と納得しているよう。 火沢は? そう… 今

          火沢オイルの自己受容

          今回は死ぬほど恥ずかしい話。 顔真っ赤、いや真っ青。 日々、過去と現在を行き来して自分を見つめる。 言葉は心に先行して、随分昔から自分の解釈の一つとして頭にあった。 時に反発し、あるいは、もうそれでもいいのではないか、とも。 自分の一番の悩み。 恋愛と性。 未だ完全に消化しきれてないけど… 弱さを受け入れることで楽になる自分もいる。 「相手にフラれる事を恐れて恋愛から自分を遠ざけ、駄目な自分であろうとする」 火沢が嫌いなアドラー心理学である。 (嫌いなのはこ

          火沢オイルの自己受容