モチベーションのサイクルモデル

ないちです。

今回も、「モチベーション」について語ります。

さて、タイトルにある「モチベーションのサイクルモデル」とは?

これは、私の造語です。
「モチベーションは、各発達段階を経て変わっていく」という理論です。

詳しく解説していきます。

皆さんは、「組織のライフサイクル理論」はご存知でしょうか?
組織の成長や業務の拡大にともなって、組織構造や組織文化が変化していく発達段階モデルのことを指しています。

これは、以下4つの段階で構成されています。
※Web検索すると図付きで解説されているサイトもあります、参考までに。

1.起業者段階
 組織が誕生する段階。創造性や革新性が重視される。
2.共同体段階
 組織が内部統合される段階。方向性が明確化される。
3.公式化段階
 規則・手続きを導入する段階。形式化・システム化される。
4.精巧化段階
 組織が再活性化する段階。環境変化へ柔軟に対応する。

この段階を経て、組織は常に変化していきます。
ちょっとイメージが湧き辛いと思うので、もう少し簡単に一言でいうと、

1.起業者段階:がむしゃら
2.共同体段階:バランス
3.公式化段階:ルーティン
4.精巧化段階:脱却

となります。

これを、組織でなく、「モチベーション」に置き換えます。「経営理論を学ぶ」ことを一例に、各段階に当てはめてみます。

1.起業者段階
 何かを行いたい!と強烈に思っており行動に起こした時期。進めるたびにわくわくしており、がむしゃらに進めている。
 例)経営理論の本が面白いので、片っ端から読んでいる。

2.共同体段階
 他にもやりたいこと・やるべきことがある中で、一日のバランスを取りながら進めている時期。
 例)経営理論の本を時間を決めて読んでいる。

3.公式化段階
 よりスキル化する・得意分野にするために必要なことを、徐々にルーティン化している時期。
 例)経営理論の本で重要なところは線を引く・メモるなどして頭に定着させる。

4.精巧化段階
 ルーティン化しすぎて飽きてしまっているため、何かやり方を変えてみる時期。
 例)経営理論の本に飽きてきたので、理論を実践してアウトプットしてみる。

自分が頑張っている事・ハマっている事を、客観的に上記のどの段階なのかを把握し、モチベーションを管理していくことができる、と考えます。

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