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【挿絵あり】№34_召喚術の授業は××な魔物と、 【月下美人系魔物 VS 安全第一なぼっち学生】の召喚契約BL

【月下美人系魔物 VS 安全第一なぼっち学生】の召喚契約を巡る攻防を描く、現代的で現実的なファンタジー召喚BLです。


 
(間違っているかもしれないけど…)

ここのところ四六時中一緒にいたおかげで、僕はようやく彼に覚える既視感の正体を見出せていた。


「あのL様…、質問したいことがあるんですけど…」
「どうした?遠慮なく言ってみろ」
そう言って軽く顎で促した仕草は相変わらず偉そうだったが、どこか優雅さも感じられた。

「あ、ありがとうございます。
 その、僕の召喚は3回目以降からはなぜか、何事もなくできるようになりました…
 1、2回目と同じ魔物もです…。
 L様はこの理由をご存じだったりしますか…?」

自分の魔力の特殊性と危険性を、僕は既に身をもって思い知らされた。
そのため”500倍の魔力”は限りなく真実に近いと思っている。
まだ幻術説を否定できないので、確定ではないが。

”過大な魔力に耐えきれず、身を滅ぼした”

僕の魔力が魔物にとって特別であったなら。
以前彼が言っていたように、弱い魔物達は僕が死なせた彼らと同じ末路を辿るはずだった。
この疑問もあって、魔物の言ったことを嘘だと思っていたのだ。

その質問で、魔物は初めて動揺を見せた。
「っ、それは、だな…………」

(…ん?あ、あれ…?眉間のシワがすごいことになってる…)
ぁ…、え…、そ、そんなに!?
そんな峡谷みたいになるほど、触れてはいけない事だったのか…!?

「あ、あの!言いづらいなら、やっぱりいいで」
「駄目だ!…い、いや大丈夫だっ!
 契約を結ぶには互いに信用を得なければならない。
 最低限の情報は開示すべきだし、私にはそれを行う用意がある…、
 ある、んだ………!」

魔物はなんとしても話すと意気込んでいる。
しかしその気合いを言葉に変換するのは難しいようで、言い淀み続けている。


「…、…………」

自分が3回目以降に召喚した魔物達。

燐蝶や、灰苔リスなどの小動物型の魔物、小型のスライム、蛇型の魔物…
個体や種類が違っても、彼らには

 

(中略②)

※この後も、作者的にめちゃくちゃ楽しいシーンが来るんですが、核心に触れるので中略としました!

ぼっち的に「話の肝」部分までAIに学習されると困るので、
この(中略②)部分も、別記事で有料閲覧にさせていただきます。


 


今回はここまでにします~
ではまた~ 

1話目はこちら





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