写真館という仕事をしていると思うこと。

ちょっとしたシミやアク、ほつれなどがある着物たち。
ぱっと見では全くわからなくても、やはり着るにはちょっと気がひけるのか、なかなか出番がない。
どうにかしてまた活躍できるようにはできないか？

私はもったいないおばけなので、そんなちょっとしたモヤモヤがずっとあって。

それに追加で着物を購入する際も、綺麗な新品の「THE!ポリ」的な着物より、味のあるヴィンテージ着物の方がずっと心惹かれる。

そういった着物って、子どものものはやはり状態があまり良いものは少なくて、なかなか理想的なものが手に入らず、
一方大人の着物は子ども用よりずっと多くの数が市場に出回っているから、「この可愛いアジのある着物たちをどうにか子ども用にできないかな？」
なんてことを考えることも多々ありまして。

そもそも、廃棄されるまだまだ着れる着物たちがあるのに、
わざわざ高い金額を出して、新しくいちから作られた着物を買うことにも大きな「???」がありました。

【じゃあ、まだ着れる着物等を使って、子ども着物をつくっちゃえばいいっか！】

とまぁ、そんな結論に至りました。

どこにもない一点ものができるし、名実ともにレトロな着物。
(勝手ながら、レトロっぽい柄だけれど、現代にポリ素材で作られた新品の着物に対して「レトロ着物」というのは、何か違和感がありまして…)

うん、良いではないか！

和裁の知識はないし、
洋裁は好きだけれど素人の趣味の域でしかないけれど、
着物は着て見て楽しむためのものだと思っているので、
あれこれ細かいことは考えずに、まずは思い描いたことを実行に移す！！！

てなことで、何着か早速作ってみました。

色々改善点や気づきはあるけれど、
これからも続けていこうと思っています。

自分のお店での衣装レンタルに加えて、
今後着数をもっと増やしたら、もっともっと自分の中にあるイメージ通りのオリジナルの独特の雰囲気を出していけるだろうなぁ〜と
考えるだけでもわくわくしてます♩

今回は3歳さんの男の子着物を作ってみました。
こちらの被布も手作りだけど、
今後もっと被布も増やしていく予定だよ〜！^^

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