内藤 修司

北海道稚内市で小学校の教員をしています。教職員組合の運動を通して、デザインすることやマ…

内藤 修司

北海道稚内市で小学校の教員をしています。教職員組合の運動を通して、デザインすることやマネジメントの大切さを感じています。2020年、そんな経験やアイデアを書いていくことを大事にしていきたいと考えて、noteをはじめることにしました。

最近の記事

言の葉

この仕事をしていると、言葉のチカラをすごく感じることがある。 困ったときも、うれしいときも、人は言葉でわかりあっていく…と思うから。 昔から、日本人は言葉を大切にして生きてきたらしい。 しかもそれは時に「それじゃ、伝わらないんじゃないの?」と思ってしまうような、とても奥ゆかしい表現があったりするから、びっくりする。 夏目漱石が「I love you」を「月がきれいですね」と意訳して解釈した…という逸話があって。ネットで検索すると、なるほどなぁと思わされたりして。

    • みんな、「いま」を生きているから...

      毎週、定期的にスマホに届く、楽しみにしている文章がある。 その文章が、なんともユーモアにとんでいてサラッと読めるあたりが好印象で好きなんだけど。 その中に、「『あなたを尊敬する』と、心の中で身近な人につぶやいて」っていう一節があった。 もっとも基本的なコトなはずなんだけど、こうやって改めて書かれると、ハッとする。 たとえば、今日9月5日という1日がどんな日であるか…って考えてみたら、これもまた当然だけど、人によっていろいろあるはず。 もちろん、平凡な毎日の中の「ただの1

      • 機会が来るのをじっと待つ

        組織の中で動いていると、 「本当は、こうしたいのに…」ってヤツが、 すごくよく起こる。 例えば、誰かの「これ、こうしてもいいですか?」を聞く立場だったりするとき。 それが大勢に影響ない、言ってしまえば〝どうでもいいようなこと〟だったり、〝現実対応〟っていう便利なコトバで説明がつくようなものだったりすると、わりとあっさり「いいよ」ってしちゃう。 たまに、「いいよ」のさじ加減が難しいなぁって思うこともあるけど、それでうまくいくなら、「いいよ」って言った自分が少し考えればいいのか

        • ていねいに、過ごす。

          コロナ禍になって、ずーっと家にいるようになって。 おのずと、職場にいる時間も増えたりして、コロナ前に比べれば、我ながらすっかり落ち着いた。 教職員組合の取り組みを熱心にやっていたコロナ前の頃は、自分が動くこと、考えをめぐらすことで、めぐりめぐって社会はよくなる…かもしれない・・・くらいに考えてた。組合で働いてたころはなおのこと。 でも、何がそうさせるのか。 「あれ? もっとせまい、自分のまわりのみんなが元気に楽しく過ごせたら、それもそれでアリじゃない? そのために、自分に

          この悔しさはどこから来る?

          発信することがライフワークみたいになってきていて、動画にしたり文章にしたり、デザイン化したりセンスはないけど直感でどうにかしているここ数年。 いろんな人に見てもらう機会がおのずと増える中で、たいていに人は全体的なイメージで「うん、いいね」って言ってくれます。 そんな中で、いろいろと意見をくれる人もいる。 その意見にもいろいろあって…。 「ここ、こうしたらええんちゃう?」と『自分ならこうする』的な意見をぶっ放すタイプ。 こちらとしても「あーね」という感じでスルーするも参考に

          この悔しさはどこから来る?

          Influence

          「昔、占いやってた」という人と出逢ったことがあります。 聞くと、四柱推命ができるんだとか…。 いろいろ話しているうちに仲良くなって、勝手に占われたことがあります。 今日はその占いの中身ではなく、その占い師さんといろいろ話してた時のハナシ。 さすが占い師だというだけあって、人生に関わる話とかは教訓めいていておもしろかったものです。 そんな中で、今でも鮮明に覚えている名言めいた言葉に、 「人と人は、出逢う必要があるから出逢うんだ」というもの。 もっと簡単にいうと「無駄な出会い

          逢いたい人に、会いに行く。

          憧れは、それだけではもったいないから。20代後半の頃、「自分はこれからどうしたいだろう…」と思ってた時期がありました。 10年以上経ったいま、そのときの自分を見つめてみると、何かしたくてうずうずしていた時期でもあったのかもしれません。 おのずとその頃はいろんな本を読みました。いわゆる「自己啓発」的なものも読んだし、「もしドラ」が流行っていた頃ともかぶるので、ドラッカーを読んだりもしました。 そしてある時、「うずうず」していないで「気になるところには出かけていけばいい」と考える

          逢いたい人に、会いに行く。

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          【西武・そごう】わたしは、私。

          新年早々、ことばのチカラを感じたのは「西武・そごう」。 「さ、ひっくり返そう」がテーマ。 そして、 「どうせ軌跡なんておこらない  わたしは、その言葉を信じない  大逆転は、起こり得る。」 とつづっていくあたりにものすごく力強さを感じ、同時に励まされる感じがする。 コトバを選ぶときにはどうも、優しい・あったかい言葉を選びがちだけど、こういう強い言葉が人を励ますこともあるんだなぁって考えさせられた。

          【西武・そごう】わたしは、私。

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          コトバのチカラ

          「ないより、あった方がいい」というのが心の中のどこかにあってボランティアではないけれど、自分が関わってみたいところには、顔を出すようにしてきました。 そうして、北海道内はもとより全国のみなさんと集い学ぶことを大事にしてきました。 この10年くらいの中で特に気になっているのは「コトバのチカラ」。 2019年、コミュニティ・オーガナイジングのフルワークショップを受けました。 その中で、「そうだよね」と思って行動し合えるための対話というのを学びました。 方法論だけでは人は動かな

          コトバのチカラ