先月に続き二回目参加の菊太楼の会です。とてもアットホームでこじんまりとした良い会です。菊太楼師匠とお内儀さんが笑顔で迎えてくださいます。些細なことですがこういうの、好感度UPでファンになっちゃいますよね。

菊太楼師匠のお弟子さん、菊一さんで手紙無筆。マクラの練習でしょうか、大学生の頃のお話をされました。東京大学出身の菊一さん、学生落語の大会でも優秀だったようですよ。すくすくと真直ぐに成長して欲しいです！
菊太楼師匠で長屋の花見。明るく楽しい江戸っ子のワチャワチャ感が良かった！噺に入る前のお武家と江戸っ子と坊主の花見の演じ分けが面白かった。

仲入り後は「宿屋の仇討」。あんまり聴く機会が多くない噺。菊太楼師匠の旅の三人組は三馬鹿トリオと言ったところで陽気で楽しい！！「源～兵衛は色事師、色事師は源～兵衛！！」手拍子で囃し立てる様が本当に菊太楼師匠の持っている天真爛漫な明るさ陽気さでメチャクチャ楽しかったです！
やはりこの師匠には明るい噺が良く似合いますね。あとは若旦那モノとか。
また来月の会もお邪魔したいと思います。

寄席で気になる師匠がいたら独演会に足を運ぶと良いですね。寄席の15分、落語会の中の一席、ご自分の会では全然趣旨が異なりますから、ちょっと気になる噺家さんががいたら思い切って独演会に行ってみるといいでしょう。

2021/3/27　お江戸両国亭
菊太楼の会
菊一　手紙無筆
菊太楼　長屋の花見
　仲入り
菊太楼　宿屋の仇討