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ナカさんの寄席日記 菊太楼の会

三回目の参加、菊太楼の会@お江戸両国亭。アットホームで心地よい会です。まずは前座の菊一さん。マクラも上手になってきましたねー。マクラのお稽古も大事です。落語は元犬。ハンサムな菊一さんに似合っていました。
菊太楼で松曳き。白酒師匠でしか聴いたことない噺でしたが、白酒師匠とは全然ちがう面白さがありました!こういうのが落語の楽しさだなーと思う。
マクラで圓菊師匠の思い出話されていました。圓菊師匠はなんと13人もお弟子さんがいて一大派閥ですが、その一番下が文菊師匠なんですね。菊之丞⇒菊志ん⇒菊太楼⇒文菊っていう順番で改めて見るとスゴイ売れっ子が並んでる!柳家も一門としては大所帯だけど古今亭の方が華やかな感じですね。
仲入り後は愛宕山。やっぱり菊太楼師匠にはこういう賑やかな噺が良いです。幇間の一八が菊太楼師匠に似合ってる!聴いていると私も山登りしてみたいなー!という気持ちになっていました。そして人間は二つの種類に分かれる、と思いました。一つは谷底に降りて小判を拾う人間。もう一つは谷底に降りない人間。私は降りる方の人間です。そして小判も忘れると思う(笑)

2021/4/17 
お江戸両国亭
菊太楼の会
菊一 元犬
菊太楼 松曳き
 仲入り
菊太楼 愛宕山

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