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ナカさんの寄席日記 28 様々な寄席があります

東京には落語協会と落語芸術協会の他に円楽一門会と立川流があります。都内4件ある寄席には落語協会と落語芸術協会が出演して、円楽一門会と立川流は出演しません。(芸術協会の番組の中にゲスト的に顏付されることはあります)円楽一門や立川流などの噺家さんは何処で見られるの?と言いますと、お江戸日本橋亭、お江戸上野広小路亭、お江戸両国亭などがあります。落語の他に浪曲や講談、義太夫の会もあります。定期的に立川流と円楽一門の寄席が開催されています。まず靴を脱いでスリッパに履き替えます。椅子席の前方に畳敷き&座椅子のスペースがあります。雰囲気が昭和っぽいです。畳の上にピーナッツが転がっていたりとマッタリした空気が漂っています。立川流の寄席は色物さんがほとんど出演しないので3時間、11人連続で落語を聴き続けるという落語マニアには堪らないハードコア番組になることも。。脳みそフル回転ですね(笑)
両国寄席は円楽党を中心に落語協会、芸術協会、立川流などいろんな噺家さんが出ます。笑点でお馴染みの円楽師匠や好楽師匠も出演されます。またこれらの寄席は木戸銭が他の寄席に比べて安いということもおすすめポイントです。(立川流寄席2,000円、両国寄席1,500円)気軽に行ってみようかな~と思える金額ですね。
東西噺家900人という時代です。寄席にいけば必ず「この人イイ!」とビビっとくる噺家さんに出会えると思います!ぜひ寄席にお運びくださいね~♪             

◎三遊亭圓楽1「朝日名人会」ライヴシリーズ126「浜野矩随」など/ソニー/MHCL‐2786

2019.9

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