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仙台といえば牛タン。だけど、

かんがえてみればふしぎなもので、牛の部位である舌が「といえば!」といわれてしまうほど有名になるなんてね。「牛が有名で」といわれればわかるよ、◯◯牛とかたくさんあるし。でも舌ですよ。タンといってはいけない牛タンゲームでおなじみのアレですよ。ほかの部位だっておなじだけとれるはずなのに。で、たべてみたところで牛タンなんですよ。焼肉のソレよりも分厚いけれど、それは切り方のちがいだし。ぼくは牛タンはすきだけれど、分厚いのよりうすいアレの方がすきです。これは単純に好みのもんだいです。わかってたはずなのに駅弁で牛タン弁当をかったのは偶然ではない。「〜といえば」の魔法にでもかかったように、あたりまえのように選択肢のいちばん上にくる。特にすきでもないのに。ヒトってのはホントにふしぎな生き物です。
もっとふしぎなのは、こんな選択をしてしまうくせにデータを信じすぎる人が多いこと。「ヒトは冷静な判断をする動物ではありません」と、なかなかわかってもらえない。冷静な判断をすることもある。だけなのに。
だいたいはふしぎな判断をしてるでしょ。自分のためだとケチなのに人のためなら大金はたいたり。その逆もあったり。データだけでなにもかも決めてると、つまらない世の中になっちゃうよ。揶揄するように「属人的な」とかいうけど、おもしろいものはだいたい属人的だと思う。個人の趣味とか大好きなものがカタチになっておもしろいものは生まれていく。データからあたらしいものは生まれにくい。データを集約したものはAIにまかせて、ぼくらは偏りを愛していきましょう。
ちなみにCMで「といえば◯◯(企業名)」といったところでおぼえられません。みんながいう状況にならないとね。

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