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『孫子の兵法』ポイント解説⑬「火攻篇」イメージ戦略のテクニック

割引あり

この記事をご覧くださり、誠にありがとうございます!

私の記事では数回に渡り、『孫子の兵法』のポイント解説をしております!

『孫子の兵法』は、現代のビジネスにも生かせる古典として、「ビジネスパーソン必読の書」と言われています。

『孫子の兵法』の存在を知ってはいたけど、実際には読んだことがない。

読んだことがあるけど、ちょっと難しかった。あまり頭に残らなかった。

そんなことにとっても分かりやすいポイント解説を心がけてみたいと思います。

どうか最後までお付き合いいただければ幸いです。


『孫子の兵法』とは何か?について特集した導入記事(無料)はこちらです。(過去記事のポイント解説①~⑫はマガジン購入がお得です♪)

まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考になさってみてくださいね!


第13回目は「火攻篇」

『イメージ戦略のテクニック』を考える回になります。



※今回の記事は、基本は田口佳史著「超訳 孫子の兵法―『最後に勝つ人』の絶対ルール」(三笠書房)を構成のベースにしています。

その上で、やや超訳しているかな、と思う部分は、守屋淳著「最高の戦略教科書―孫子」(日本経済新聞出版社)を参照しながら、基本に忠実に、分かりやすくポイントをまとめようと試みました。



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それでは、第13回目「火攻編」

『孫子の兵法』の世界へ、入っていきましょう!



1.火を起こすのに適切な時と日を考えよ

火を発するに時有り。火を起こすに日有り。時とは天の燥ける(かわける)なり。日とは月の箕(き)・壁(へき)・翼(よく)・軫(しん)に在るなり。凡そ此の四宿(ししゅく)は風起こるの日なり。

(現代語訳)
火攻めを行うのには適切な時と日がある。時とは、空気が乾燥した時節がよい。日とは、月が箕(き)・壁(へき)・翼(よく)・軫(しん)といった欠け方をする日。概ね月がこの四宿の時期にある時は、火が燃え広がりやすい風が起こる日だ。

「火攻篇」では、主に火攻め(山や城に火を放って敵陣を攻撃するための戦略)について述べられています。

戦いにおいては火攻めを行うのでも、適切な時と日が見定められていました。

現代においては、火攻めを「イメージ戦略」として置きかえることができます。

火攻めは、戦闘を有利に展開するための仕掛け的な役割であり、イメージ戦略の仕掛け的役割と重なるからです。


時代のニーズに合ったイメージを、時代の風に乗せて広げてゆけ、ということになります。

火攻めでもイメージ戦略でも、「風を読む」ことが大切になってきます。

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