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「我以外皆我師」―苦労人・吉川英治の挑戦

宮本武蔵」や「新・平家物語」「三国志」を書いた吉川英治氏。
「国民文学作家」と呼ばれ、昭和を代表する小説家として、幅広い読者層に親しまれました。

その吉川英治氏の有名な座右の銘は「我以外皆我師(われいがいみなわがし)」でした。
「自分以外の、人でも物でも皆、自分に何かを教えてくれる先生だ」という意味です。

こんな素敵な言葉を思いついた吉川英治先生、実は超のつくほど苦労人だったんです!

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