最近の記事

夢の話

3人で田村ゆかりのヨーロッパツアーに参加することに! 後から合流する予定のまさしくんがクルマをレンタルしてくれているはず、とのことで山に囲まれた砂利敷の広い駐車場を見渡してもレンタカーなんて置いてそうな所はなく、今にもこれから返却されそうなキャンピングカーが一台あったけど、アウトドア的な荷物を背負った外国人達がハイエナのように遠巻きにそれを狙っていたのでちょっと無理そう。仕方なく、乗れるものに乗ろうということでデパートかなんかに行きそうなシャトルバスに乗ることに! バスのなか

    • 曇桜

      とにかく身体を動かしたくないので、歌の練習が嫌いだ。横隔膜とかがしんどいので。 でも今日は思い立ってギターを弾きながら歌を歌い、歌ったことのない歌のコードを調べて何曲か歌ってみたりして、最初に練習していた歌に戻ってきたら格段に声の出が良くなっていた。楽しい、楽しいぞ、とテンションがあがり、歌を歌っていれば人生はハッピーなのでは?といつものことながら同じ答えに辿り着く。絶賛インストのアルバムを画策している中で、やっぱり歌なのでは?と邪念が生まれてしまった。こうやっていろんなこと

      • ラランドのショートムービー「点」を観ました。 素晴らしい作品をみていてもたってもいられなくなり、こうやって筆を取っている。 何かにつけて自分語りしたいお年頃なのか、それとも毎度作品に接した直後は感想が出てこないのだけど、私はこんなことがあってね、というのを書きたい。 私自身も大学に入る際は浪人したのだけど、ここで描かれているような悔しい思いや目の前の課題に全力で取り組んだみたいなそんな思い出とは真逆であった。新しくできた友達、思いもよらない恋愛や、思いもよらない入院、そのあと

        • バルセロナ

          人に話しても笑われて終わるんだけど、バルセロナの教会でBUMP OF CHICKENの曲を聴きながら泣いていたことがあって、なんでそんなことになったかというと心の奥底に追いやってしまった本当の自分を救いに行こうって曲がガツっと刺さりまくってしまったからであり、旅の中で自分もそうやって追いやってしまっていたことに気づいて藤くんが言っているのはこれのことか!と改めて理解した音楽の尊さ、自分がやりたいのはこういうことなんだよな!と具体的な体験が20代にしてなお目の前に現れた嬉しさと

          200ヤード

          今日はシミュレーションゴルフにいった。 今月頭に行った時は全然球が飛ばず失笑の的であったが、昨日のエッセイにあるように3月はある程度時間があったので会社帰りにそのまま練習に行ったりして少しずつかつ定期的にクラブを振っていた。その甲斐あってか今日はかなりまともな当たりで、80分間快音を響かせたものだ。とはいえダフリやトップが減ったという意味で、まだまだスライスしてしまうのが常。飛距離はでるもののラウンドに出たらファー案件多数である。 シミュレーションゴルフのいいところは複数の

          VIBES

          いつもまばたきで挨拶してくる子にまばたきで返したら意表を突かれたような顔で笑ってくれた。 なかなか思うように参加できない会議で、ずっと未完成の曲が頭の中で鳴っていた。こうしたら良いんじゃないか、と何度も考えた手法でも、ある時ふと、これだ、と思うことがある。今回もそれで、ワクワクしながらギターを手に取りその昔作った曲を思い出しながら弾いた。 透明なスープも美味いが、何が入っているのかわからないドロドロに煮込んだスープをリピートしたい。 好きって言うのは難しいけど、それまで

          VERB

          昨日今日と気圧変化が大きく、頭が痛い。 朝起きたら喉が痛く、イビキでもかいていたのかと思ったが一日中痛いのでこれは季節の変わり目の風邪かもしれない。 さっきから僕の心のヤバイやつのアニメをずっと観ていたのだけど、主人公の市川が高熱を出したので私も自分の不調を自覚し、身体を温めようと湯船に浸かることにした。 ここ一年は本当に仕事に忙しく平日はぐったりして制作どころではなかった(ただしキーとなるアイデアはそういう時に生まれる)。 今月は年度末に竣工する案件が多く、定時で帰れる

          値上げ

          団体客でうるさい町中華から帰ると、ポストに大家さんからの封筒が入っていた。ただただ宛先と、送り主の名前が入ったものだ。 これは十中八九クレームの手紙だと察した。最近模様替えをしたため、スピーカーの配置や配線を一新したので音量感のデリカシーが狂っていたかもしれない。比較的大きな音で葬送のフリーレンを観ていたし。新しいギターを買ったのでアンプのノブを上げて楽しんでいたのは否めない。クレームと戦う中井は茶色い封筒を乱暴に開け、3つに折り畳まれた白い紙を広げる。拝啓 時下ますますご清

          東京ドームに行けなくて

          渋谷公会堂で観ました。 これ以上ない最高の4時間だった。 これまでラジオを聴いてきた全ての時間と全ての自分が肯定された。ぼくらは彼らの一部始終を聴いてきたし、同じ時間を生きてきた。エッセイが出たら泣きながら読んだし、レギュラーが決まったら毎週TVerで観た。TVerが無い時代からラジオを聴いていたし、レギュラー番組が流れたのはTVerが生まれてからだ。バラエティに出演する彼らのことはあまり観たことはないけれど、その都度起きた特異な出来事はラジオのトークで知っている。彼らのこと

          東京ドームに行けなくて

          グレースケール

          オードリーのオールナイトニッポンで若林さんがスマホの画面をグレースケールにすることでスマホを見てしまう時間を減らしているとおっしゃっていたので私も今日はグレースケールで過ごしている。 スマホを点灯させるたびに色がないのでギョッとしてしまうが、確かに急に見なくなった感がある。いいかも知れない。オードリーの二人はスクリーンタイム2時間で多い多いやばいやばいと言っていたが私は5時間6時間がザラなのでもっとヤバい。その分テレビを観ていないのでセーフだと思ったが、セーフだろうか。日中ハ

          グレースケール

          うちらポップシティ

          最高の気分なのでnoteを開いてしまいました。 好きな曲ができたんです。これはすごい。こういう曲が作りたかった!という曲。ビールも買ってきてしまいました。 ここ何ヶ月もウンウンと悩みながら積み重ねてきた曲で、 このままライブまで満足な出来にならなかったらどうしようと焦りが出始めてきたこの週末。平日は大変な日々なので楽器なんて触る余裕ないんだけど、じゃあ土日に集中できるかっていうとそういうわけでもない。土曜日は午前中から洗濯、スタジオ練習、美容室、ボイトレ、MÅNESKINのラ

          うちらポップシティ

          夏の通り道

          やっほ〜みんな息してる? 中井です。 ぐったりするほど忙しい6月7月をすっ飛ばすように過ごし、時間を見つけてはピアノを練習したり、時間はあるのに横になっていたり、こなすような毎日を過ごしながらもミリ単位でアイデアを積み重ね続けています。 今日は誕生日なのですが、盆明けの月曜日だし早く帰らせてくれと思いながら朝の電車に揺られ、まさかと思うほどの怒涛の午前中を切り抜け、覚えていない午後を駆け抜けて気づけば定時。いつもなら21時まで居残りそうな日なのだけど、手元の手帳に乱暴に書

          夏の通り道

          窓際の席

          小腹が空いたなぁという思いで読書に集中できなくなり、やっと半分まで読んだ長編とノートを携えて外に出ることにした。 何処かの飲食店に入るだろうからと、穿いていた毛玉だらけのズボンから適当なオレンジ色のワイドパンツに履き替え、ダボダボの長袖から目に留まったポロシャツに着替えた。ポロシャツにはオレンジ色のラインが入っており、気せずしてビビッドな配色を纏いながら外に出ると、大柄の男性にギョッとした表情をされてしまった。建物の太い柱の影から急に出てきたからなのか、ずいぶんとオレンジ色の

          ゴールデンウィーク

          ガブリとメロンパンに齧り付き、ふむふむふむと頭をゆらしながらおいしい牛乳を流し込み、ベトついた指で打ちづらそうにこれを書いている。 ゴールデンウィーク何してたのと200パーその話題が出るだろう。イギリスに行ってくる、なんて同僚もいる中で、ちょこまかした予定とやるべきだけどやりたくないことと向き合う事で9連休はあっという間に過ぎる事実を何度も経験してきてしまった。 「最近は友達も捕まりにくくなってきたなぁと言う肌感覚を得ましたねぇ」そう答えるつもりだ。赤羽のここ行こうぜと馴染

          ゴールデンウィーク

          エリッククラプトン

          お久しぶりです。 今日もまた私の怠惰と準備不足が招いた冒険をしてきたので聞いて欲しい。 クラプトンの来日がアナウンスされた時、真っ先に父を誘った。数ヶ月も先のコンサートで、土日の公演もある。私からの誘いに父は嬉しそうだった、ぜひ行こう!なんてびっくりマークを付けていた。むかし父が観ていたクラプトンのライブ映像を私も後ろで見ていた、ワンモアカーワンモアライダーの時だから20年くらい前だ。すでにクラプトンもじいさんだったが、その時から私の根底にはクラプトンがギターを鳴かせていた

          エリッククラプトン

          金曜日

          怒涛の一週間だった。 ネクタイをタクシーに忘れたり、そもそもがぶ飲みした日本酒に呑まれて神楽坂を意味もなく歩き回り、諦めて本能でタクシーに乗った。 その時聴いていたラジオがテルミーナイトGLAY。朝はニッポン放送を聴いていたのに、泥酔状態でなんでFMのラジオにチューニングを合わせることができたのだろう。でもフラフラと歩く夜中の街中や、タクシーから眺める流れる東京の街並み、TERUさんの話し声を感じながら死にそうに吐き気を抑える。字面は最悪の状況だけれど、喉元過ぎたその真夜中の