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挫折は人生の分岐点

今回は長いです。


僕は大学でバドミントン部に所属していた。
本気で全国優勝、オリンピックを目標に努力した。

練習がない日は家でひたすら自主練の日々
お風呂でも🍚のしゃもじを使って水の抵抗を利用した筋トレや、動画でイメトレしていた。

そう、
バドミントンで頭の中はいっぱいだった。



そして大学入学後初めての夏合宿
自分をとことん追い込んでやると決めていた。


しかしその前日練習後の自主練の時間、
事件は起きた。



利き手である右肩の脱臼



骨折すらしたことがなかった僕は、
コート上から一歩も動けないほどの激痛に襲われた。



おわった。




でもなんとか自分で肩をはめ治し、
またバドミントンを始めた。

僕の脳はまだ目標を諦めていなかった。




しかしダメだった。
その日から脱臼を繰り返すようになった。


結局、手術を2回も繰り返すことになった。

無理はしちゃいけない

そうは言われても悔しい。
涙すら出ない。


頭は真っ白だった。




その時、
なんの前触れもなく脳に電気が走った。

野球漫画の"メジャー"で
茂野吾郎はサウスポー転向しているじゃないか!


僕はそこからサウスポー転向するために
シャトルを投げるところから練習を始め、
バドミントンを続けた。



頭おかしいとか思いましたか?


僕は客観的に考えて、頭おかしいと思います。


でも今だから言えることがあります。




脱臼してよかった。
挫折してよかった。



僕が挫折を受けてとった行動は1つ。

自分にできることを考えて行動した


では、そこから何を得たのか。



1番は、

自分がどん底に落ちたとしても
解決策が必ずある。


と知ったことです。



もう何も怖くない。

全てをかけていたバドミントン人生が崩壊したが、
別の道を見つけた今、
挫折してよかったと思っている自分がいる。





当時は部員のみんなを驚かせてしまったし、
迷惑も沢山かけてしまいました。

でもみんなが何度も病院まで車椅子を押してくれたり、助けてくれました。

自分は1人じゃない

仲間がいれば何度でも立ち直れる。




また、サウスポー転向の練習をしていると、
後輩のみんなはより部活に気合が入っているように見えました。

底から這い上がる
自分の背中を見せることで、
誰かの心を動かすことができている?!

励まされるより断然嬉しい。
励ましてくれたのはすごく助かったし、
感謝です。




更には就活面接で、
この話をすると毎回驚かれました。

それと同時に、僕がどんな人なのか
よく理解していただけた気がします。


だって、僕の全てを費やしたバドミントン

本気だったから、インターン経験や他のエピソードより
面接官の方に人柄が伝わったんだと思います。


自分の欲を曝け出し、
真の"素"を見て頂けたと思います。





あれ、良いことしか起こっていない。





挫折した時にただ落ち込むだけだったら
今もずっと気持ちは沈んだままだったと思います。



挫折時にどんな行動をするかで、
人生が大きく変わる。





挫折は予定されていたように起こります。



もしかすると神様があなたに成長の機会を下さっているのかもしれませんね。



どんな選択をするかはあなたの自由です。


何をしたいのか、
何ができるのか。


それを模索するだけで、
勝手に正しい道へ歩いていけると思います。


この世の中はそう出来ていると信じています。

いや、


経験したからこそ、
確信しています。


楽しんで頑張るぞ!



📸バド部:自主練

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