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慶誠高校陸上競技部を知ってほしい

こんにちは、慶誠高校陸上競技部顧問の中村です。
今回ノートを書くきっかけは、より多くの方に慶誠高校陸上競技部の活動を知って応援してもらいたい!そんな想いで顧問の中村が当部の活動をご紹介していきます。

①慶誠高校陸上競技部は創部8年のベンチャーチーム

慶誠高校は熊本県熊本市にあり、創立101年の伝統ある学校です。
陸上競技部は2006年に創部し、今年で創部8年目になります。
2007年から強化部として生徒募集・勧誘を始めて強化は7年目になります。
部員は現在56名。長距離30名 短距離19名 競歩2名 マネージャー5名で活動しています。

創部当初は2名の部員から始まり、昨年は5000mで13分台の楠岡(帝京大)をはじめ毎年インターハイに出場し、箱根駅伝を目指し、関東に進学選手も毎年数名います。
熊本県高校駅伝では初出場の13位から8位6位5位5位4位5位と県内上位の結果になっており、この先も上がっていくと思っています。

②中村大樹という指導者

私は熊本で育ち、九州学院ー日本体育大学を経て東京私立学校で3年勤務した後、現在の慶誠高校で指導しています。
選手としては、中学で全国都道府県男子駅伝を走り、高校では国体や全国高校駅伝を走りました。大学進学後は2年次後半からマネージャー(主務)として4年では箱根駅伝総合優勝を経験しました。

経歴だけでは、一見陸上のガチ勢に思われるかもしれませんが、私はそんなことはないと思っています。駅伝ではいつもギリギリ入るかどうかの選手でしたし、記録も伸び悩んでばっかりいました。

高校の部活動では今だに、勝つことにフォーカスが行き、その結果、体罰や監督主導のチームが生まれ、世間から批判される場面を多く見てきました。
その為、私も教師に成り立ての頃は勝つ事で周りが認めてくれる事だと思い指導してきましたが、逆に


「楽しくて勝つことはできないのかな」


そんな考えを慶誠に来て考えるようになりました。

もちろん、そんなに甘くはないと思っていますが、目指すのは勝手なので、きついけど楽しい、そんなチームもあっていいのかなと思って、この8年試行錯誤してきました。その取り組みをこれから小出しにして、慶誠陸上部の魅力を発信していけたらと考えています。

③#応援されるチームとなり、人となる

この言葉はチームスローガンです。
みなさんは、人から応援されたことを覚えていますか?駅伝やトラックのレースではいつも誰かの声援が飛んでいますよね。応援されて気持ちが落ち込む人はいないと思います。慶誠陸上部は見ている人や関わってくれた人が自然と応援したくなる。そんなチームと部員を育てたいと思って日々取り組んでいます

④勝つことよりも楽しむことを忘れないで

先ほど紹介の中でも少し触れましたが、走るのってきついですよね。。。長距離あるあるで、一般の方からよく走ってて何が楽しいの?とよく聞かれます。本当によく聞かれます。実際楽しいって長距離走者にとって走ること=きつい なので、楽しむって難しいんですよね。でも、走っている時のきついは肉体的にきついけど、メンタルの部分では楽しかったと思えれば楽しいランニング・練習ができるのではないかと思っています。例えば、一人で走るときつくなったらどうします?歩いちゃいますよね?でも、数人で同じ趣味の話しながら走るとどうでしょうか?一人よりも楽にそして楽しく走れますよね?部活動も一人で練習するのはきついけど、同じ目標を持った仲間とならみんなで頑張りたい。これこそが、楽しいにつながっていくのではないかと考えています。慶誠高校の部員に勧誘で話すときには、勝つことももちろん大事だけど、それ以上に生涯に渡って走ることが嫌いにならない選手になって欲しいと話しています。理想はそうですけど現実は甘くない。そんな声が出そうですけど、ベンチャーチームなんで、新たな取り組みをして県内上位を目指して、頑張っていきたいと思っています。

応援よろしくお願いします。



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