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大怪我してもへっちゃらだ。

先週の水曜日、仕事中に転んでウッドデッキに右顔面を強打した。

結構、勢いよく転んだせいで瞼が3センチ裂傷。

目の周りもパンパンに腫れ上がった。

目の奥の骨が折れてしまい一時的に目の動きに不具合が出るなどだいぶ重症。

すぐさま近くの病院に行くも最初に行った病院では処置が難しく、少し離れた大きな病院に行き、応急処置をしてもらった。

瞼の裂傷は複雑に切れていたため、9針も縫った。

目の検査で視力は失っていなかったが、モノがダブって見えるなどの障害が出た。

いわゆる大怪我をしたわけだ。

応急処置は終わったが、目の奥の骨折は手術をするほかなく、明日検査をしてもらい手術の日程を決める運びとなっている。

側から見ると結構大変な目にあったように思う。

おそらく顔の傷は残るだろうし、右目も何かしらの後遺症を残す恐れもある。

正直災難だ。

でも、だからといって悲しんだり、嘆いてみても始まらない。

事故の原因は「ただ運が悪かった」だけだと思っている。

だから、誰かを恨む必要もなく、自分を責める必要も特になかった。

これは不幸中の幸いだろう。

失明もせず、今こうしてキーボード叩けるだけでだいぶマシだ。

逆に言えばこれはいろいろチャンスなのかもしれない。

今までの自分を変えるチャンスだ。

「災い転じて福となす」

これがきっと大切なのだ。

とにかく、”病気療養”のお題目のもと多少自由な時間は増えた。

今までの人生を振り返ってこれからどう生きたいか考える時間に使える。

また、左目は見えているので読書したり、動画見たりはできる。

それに両手も使えるので料理を作るくらいならできる。

時間もあってできることはある。

それだけでだいぶ幸せなんじゃないか?

ということで、数日は療養にあててゆっくり休んだが、だいぶ元気になった昨日今日は自由気ままにお菓子を作ったり、溜まっていた積読本をいくつか読破した。

そういえば、こういう”ゆったりとした時間”を最近とっていなかった。

今までいろいろ忙しく動いていたから、ちょっと新鮮な時間を過ごせた。

いやー、やっぱり趣味の時間はしっかり取らねばいけないなと再確認できた。

また、今は不自由でもまだ回復する見込みがあるなら、「元気になったらやりたいこと」を今から用意するのもありだろう。

・今は顔が見せられたものではないから「温泉」にいけない。
→傷が良くなったら温泉旅行に行こう。

・あまり思うように動けない。
→動けるようになったら、海外旅行に行こう。何かスポーツを始めよう。

・目が不自由なのであまり早く本が読めない
→目が良くなったら、一日中読書しよう。

・途中まで作っていたオリジナルゲームが作れない。
→今はアイデアを膨らませよう。

他にもいろいろやりたいことはある。

やりたいことがある限り、落ち込んでいる暇はない。

むしろ、今のうちにやりたい事を考えておかないと元気になってから「何やろうか?」と悩んで時間がもったいない。

人生は有限だ。

無駄に迷わぬように今のうちに地図を書いておかないといけない。

そんな事を考えているうちに傷もきっと癒えるだろう。

ああ、なんとも幸せだ。

こういうことに気づくために怪我を負ったのかな?

ちょっと授業料は高めだが、いい経験だったかも。

なんて、ね。

さて、明日の検査に向けて静養せねば。

寝るかな〜。

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