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終電で終点まで行ってみた 小田急江ノ島線 片瀬江ノ島駅へ行った時のこと

2016年8月3日、小田急江ノ島線の最終電車に乗って、終点の片瀬江ノ島駅まで旅をしました。その時の記録です。

(当時のリアルタイムの実況の様子はTogetterにまとめております)


片瀬江ノ島駅を選んだ理由

今回の片瀬江ノ島駅は、実際に行くまではほとんど意識すらしたことのない駅でした。
なんせ都内からの直通運転がほとんどありません。片瀬江ノ島に行くのは相模大野始発がほとんどで、あとは町田始発。一応新宿始発も数本ありますがロマンスカーしか通っていません(当時は急行があったはずですが、今は消滅しています)。千代田線の直通電車も同様にロマンスカーのみです。

なぜわざわざそんな意識したこともあまりない、都内区部からの直通電車も走ってない駅に行くことになったのかというと、江ノ島が観光地だったからです。
この時はもう完全に住宅街は飽きていました。
本当は同じ小田急の唐木田駅に行くつもりだったんです。でも、唐木田も多分住宅街じゃないですか。
せっかくこういう企画をやっているなら、明らかに他と違うであろう場所にも行ってみたいじゃないですか。ちょうど時期も真夏ですし。
深夜1時に観光地に行って、朝の5時過ぎに帰るなんてなかなかクレイジーで楽しそうです。『江ノ島』というネーミングにも多少の「寝過ごしたらどうなるんだろう感」を感じます。

マンネリの打破には、ちょっとだけ変化球を交えるのがよいだろうという判断です。

ちなみに当時の小田急のホームページにも載ってたんですが、片瀬江ノ島駅の駅舎は竜宮城を模しています。

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上が旧駅舎で下が新駅舎です(どっちもwikiより引用)。
江ノ島には竜宮伝説もあるんですね。それすら知りませんでした。

新宿から相模大野で乗り換えて片瀬江ノ島駅へ

今回は新宿から相模大野経由で片瀬江ノ島駅に向かいます。
この企画やってて乗り換えなんて本当はしたくなかったのですが、致し方ありません。

相模大野から片瀬江ノ島までは16駅。駅数も距離もかなり控えめです。
その分料金も346円と控えめになっております。

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乗客は乗車時点で少なめでした。
もともとそんなに利用者の多い路線ではないのでしょうか?

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地図的には藤沢市のちょこんと飛び出た部分です。なんか出島みたいですが、人工的に生み出された島ではもちろんありません。

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以前いった場所である中央林間もぶっ飛ばしていきます。
こう見ると中央林間なんて全然終点感ないですね。
画像の端っこに高座渋谷という駅がありますが、ここはあの東京の渋谷を作った一族の出身地だそうです。今は日本のベトナムと言われるぐらいベトナム人が住んでいます。

しばらくは人が降りていく一方だったのですが、藤沢駅に着くと乗り換え客と思わしき人たちが乗り込んできました。これまで終点の手前で人が乗ってくること自体あまりなかったので、江ノ島の海岸に住んでいる人は意外と多いのでしょうか。

ザ・観光地

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