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夏こそオススメしい茸料理 4選‼

 暑い日が続いていますが、皆様お元気でしょうか。しい茸と言えば秋や冬をイメージされる方が多いように思いますが、しい茸には暑い夏を乗り切るパワーが沢山つまっていて、夏こそしい茸がオススメ食材なんです!今回は、そんなしい茸の夏を乗り切るパワーの秘訣とオススメ料理をご紹介したいと思います。

暑い夏を乗り越える為のビタミンB群

 しい茸にはビタミンB群が含まれています。ビタミンB群中でもビタミンB1は、疲労回復や、食欲増進、集中力の向上などの効果があると言われています。ビタミンB1には糖質を代謝してエネルギーに換える働きがある為、暑い夏で失われたスタミナ回復や疲労感の回復の効果が期待できます。ウナギを食べるとスタミナが回復すると言われるのは、ビタミンB1が多く含まれるからなんです。しい茸は、このビタミンB1を多く含む野菜です。

参考:農畜産業振興機構HP
https://www.alic.go.jp/y-kanri/yagyomu03_000001_00040.html

 暑い夏にもしい茸を美味しく食べて、元気に乗り切りたいですね!今回は夏でも美味しく食べられるオススメのしい茸料理四つのレシピをご紹介します。

白だしであっさり高野豆腐

僕の一番大好きな高野豆腐にはしい茸は欠かせないですね!

 暑い日にさっぱりと食べたいのが高野豆腐ですよね!高野豆腐から『じゅわ~っ』と染み出てくる出汁が、一日の疲れを癒してくれます。ポイントは、高野豆腐を炊く時に乾燥しい茸の戻し汁を使う事です。ビタミンB1は水溶性ビタミンなので、ほとんどが戻し汁に出てしまいます。戻し汁を高野豆腐に煮含めることで、美味しさだけでなく栄養価も高くなります。

【作り方】​

1.乾燥しい茸をジップロックでヒタヒタになるまで水を加え、一晩冷蔵庫で戻しておきます。
2.食材を準備しておきます。エビは皮をむき背わたをとっておき、しい茸は石づきを取って半分に、にんじんは半月切りにしておきます。きぬさやはへたと筋を取っておきます。
3.鍋にだし汁(乾燥しい茸の戻し汁50ml/砂糖大さじ3と1/2/本みりん大さじ1と1/2/白だし100ml/塩少々/水700ml)を入れ、ひと煮立ちさせます。
4.ひと煮立ちしただし汁に、乾物のままの高野豆腐を入れ、10分ほど煮ます。
5.さらにエビ、しい茸、にんじんを加え10分ほど煮て、火を止めてきぬさやを加えて出来上がりです。暖かいままでも、冷やしても美味しく食べられます。

甘辛だれ天丼

揚げ物で肉や魚がちょっと重たいときにはしい茸が最高!!

 天ぷらは作るのは少し手間な料理ですが、やっぱりおいしい。揚げたての季節の野菜としい茸の天ぷらをアツアツのご飯に乗せて、甘辛のタレをかければ、暑い時だって美味しく食べられちゃいます。ところで、しい茸の天ぷらは、ちょっとした工夫でおいしくなるって知っていましたか?しい茸はひだのある内側から水分が多く出る為、衣を内側にだけつけてあげると、蒸し焼き状態にすることができるんです。そうすることで、外はカリッと中はジューシーな食感にすることができます。是非お試しください。

【作り方】​

1.天丼のタレを作ります。調味料(白だし大さじ1/しょうゆ大さじ1/砂糖大さじ2/水100ml)を鍋に入れ、弱火に5分程度煮詰めたら、出来上がりです。
2.天ぷらの衣を準備します。ボウルに冷水200mlを入れ、卵ひとつ割入れたらよく混ぜ合わせます。その後、薄力粉150gを入れ少しダマが残る程度にかき混ぜ、二つまみほどの塩を加えたら準備完了です。
3.お好みの季節の野菜としい茸に衣をつけて、揚げます。
4.器に盛って、天丼のタレをかけたら完成です。

夏野菜としい茸の南蛮

大分の母直伝のしい茸の南蛮はご飯が進む進む…

 しい茸と季節の野菜の南蛮は、昨年農泊体験でお世話になった大分のステキしい茸農家の河野さんから教えていただいたオススメの食べ方です。季節の野菜を竜田揚げにして、カズちゃんこと(河野和子さん)直伝の南蛮ダレを絡めて食べれば、お酢の効果も重なって疲れも吹き飛んで元気になります。みんな大好きな味だと思います。

【作り方】​

1.南蛮のタレを準備します。調味料(しょうゆ200ml、酢150ml、本みりん大さじ2、酒、大さじ2、ハチミツ大さじ3、唐辛子ひとかけ、昆布だし1パック)にショウガひとかけをすり下ろして加え、ひと煮立ちさせたら完成です。
2.お好み野菜としい茸を食べやすいサイズに切っておき、片栗粉をまぶして、さっとあげます。
3.器に盛って、南蛮のタレとからませたら完成です。

絶品しい茸キーマカレー

これは正直美味しすぎるので食べ過ぎちゃいます…

 我が家で最近流行っているのが、カレーです。カレーと言っても、市販のルーを使うのではなく、スパイスから調合して好みの味にするのにハマっています。なんだか難しそうと思っていましたが、意外と簡単でおいしいんです。しかも、カレーとしい茸などのキノコ類との相性も良くて最高です。今回は、我が家の子供たちから大人気なしい茸キーマカレーをご紹介。作ってもすぐに、無くなってしまう大人気レシピです。

【作り方】​

1.スパイス(クミン(粉末)大さじ1/コリアンダー(粉末)大さじ1/ターメリック小さじ2/カルダモン(粉末)小さじ1と1/2/レッドペッパー(粉末)小さじ1/2)を混ぜておきます。
2.食材を準備しておきます。玉ねぎ1個を薄切り、しい茸4個とトマト1個をざく切りに、ナス1本を乱切りにしておきます。
3.鍋にオリーブオイルを敷いて、すりおろしたニンニクとショウガ(各一かけ)を炒め、香りが立ったら玉ねぎをあめ色になるまで中火で炒めます。
4.あめ色になったら、ひき肉200gを加えて火をしっかり通します。さらにスパイスを全量加え良くなじませます。
5.準備しておいたトマトとプレーン無糖のヨーグルト(大さじ3)、水100mlと醤油(小さじ2)を加え、塩で味を整えます。
6.10分ほど中火で煮込み、水分がなくなってきたら、最後にしい茸とナスを加え、火が通るまで煮たら完成です。ご飯と一緒に食べましょう。(写真はターメリックライスにしました。ご飯4合にターメリックを小さじ2を混ぜ入れ、普通に炊きました)


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