#17 非常時だからこそわかる〇〇する勇気
はじめに
皆さん、おはようございます。こんにちは。こんばんわ。
複業社労士地方公務員のNAKASHIMAです。今回は、非常時だからこそわかる〇〇する勇気についてわたくしの偏見ありきの記事です。
皆さんには、理想のリーダー像はお持ちでしょうか?私のこれまでの経験を踏まえて私が今感じる「リーダーに持ってほしいと思う〇〇する勇気」です。
上記の記事では、地方公務員のチカラの源泉としてまじめさ。誠実さ。実直さ。を挙げましたが非常時においては、これらの素晴らしく誇らしい素養が、時に非常にあやういものになってきます。
なぜなら、まじめさ。誠実さ。実直さがあるがゆえに、使命感を持って目の前のしなければならない業務に逃げることなく、期日までに、必ずやり遂げるからです。
え?
めっちゃいいことやん!
非常時においてこの地方公務員の天性の特性により、
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、非常時においてはとても危険です。
なぜなら、
非常時は常にしなけれなならない業務が増え続けるからです。
そして、非常時は労働基準法でいう時間外勤務の上限もなくなります
上記の記事にも書きましたが、
業務量→ 無限大
時間外規制 → 無限大
職員 → それでも目の前の業務はやりきる使命感(まじめさ、誠実さ、実直さ)
だからこそ、きわめて危険な状態であり
しかるべき人物(リーダー)がしっかりとコントロールする必要あります
それは、言い換えれば非常時にこそ、リーダーの資質が問われるのではないかとも思います。
勇気
嫌われる勇気
いきなりですが、「嫌われる勇気」これめちゃくちゃ大切だと思います。
なぜなら、「非常時」はすべての人が満足のいく、納得感のあることをすることができないからです。
そういった状況のなかで、嫌われることを恐れて、なんでもかんでも「やります」「できます」「支援します」などと聞こえの良いことばかり言っているリーダーは信用できないのではないでしょうか?
非常時というのは、平時とは違い、「ヒト」「モノ」「カネ」などの業務を遂行する上で必要な資源が限定された状況になってしまいます。
加えて「時間」もないため、いろいろな方面から多方面で対応が求められる場面であっても、そのすべてに対応することは難しいものと判断すべきで、その結果、嫌われることになっても、その嫌われる勇気が必要ではないのでしょうか?
優先順位をつける勇気
続いて、「優先順位をつける勇気」。嫌われる勇気でも述べましたが、非常時は、なんでもかんでも実施することができません。だからこそ「嫌われる勇気」が必要なんだと。
併せて、必要になってくるのが、この「優先順位をつける勇気」なのではないでしょうか?
なぜなら、さまざまな事象のすべてに対応が難しいからこそ「嫌われる勇気」が必要ですが、そのための、「なにを優先して」「どれを後回しに」するかを判断することが必要になるからです。
まさに二つセットで車輪の両輪のようなものではないでしょうか?
自分の言葉に責任をもつ勇気
「嫌われる勇気」と「優先順位をつける勇気」が揃えば、あとは「自分の言葉に責任をもつ勇気」でしょう。
非常時にすぐにできることは限られてしまいます。そんな状況でも「嫌われる勇気」をもって「優先順位」をつけた方針に基づき、一丸となって業務に邁進することができれば、確実に業務は進行し、おのずと「光」「終わり」が見えてくるものだと思います。
が、しかし、最初に決めたことや、優先順位・方針などを業務の途中で、コロコロと変えたりされたとしたら、それは難しくなってしまいます。
非常時は、「ヒト」「モノ」「カネ」「トキ」が限られた中で業務に遂行するため必然的に、関係する職員の負担も増大します。時間外労働時間もとてつもない時間となるでしょう。そんな中で、「ゴールポストをずらす」存在が、いてしまっては大変なことになっていまうのではないしょうか?
どうか、非常時こそ初志貫徹し、自分の言葉に最後まで責任をもつ勇気を発揮してもらいたいと思います。
もちろん、非常時は平常時とは違い「臨機応変な対応」は必要なのは言うまでもないですが。
まとめ
いかがでしたでしょうか?非常時こそリーダーが活躍するときだと思います。非常時こそ求められるのはリーダーだと思います。そして非常時こそ「嫌われること」「優先順位をつけること」「自分の言葉に責任をもつこと」が求められるものだと思います。
上記は言い換えると、「判断」して「決断」して「責任」をもつことこそが、非常時に求められるリーダーの資質なのではないでしょうか?
そして、これらの要素は、もちろん平時であっても必要とされる場面は少なくないのではと思います。
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