知識と事例紹介を期待されること、または正解を期待されること


専門家として、コンサルとして、呼ばれるときにまず期待されるのが、他社の事例紹介です。本当は、自分たちが何をすればよいかの正解を期待されることが多いです。会社の規模、種類、状況などなどにより、答えは違うので、その説明をしますが、なんだか腑に落ちない感じです。
元々、コンサルなどは、本来、社内でこうしたらよいと思っていることを、まとめたり、根拠づけしたり、権威付したりするため、またはそのための手法や人員が足りないときに依頼すればよいのです。
当然、それがわかっている担当者、経営者もいます。
人によりますが、コンサル育ちのコンサルは、まれにいい切り口を出してくる人もいますが、基本、世の中の調査と社内からの調査結果から導き出す、当たり障りのない、もしくは、どこのコンセル専門会社に頼んでも違いのないような結果が出てくることがあります。(そもそも、新しいアイディアをだすのはコンサルの役割ではありませんが)
実務上がりで、私のような山っ気のある、自分のアイディアをまぜて実現したいと思っている人間は珍しいのでしょう。なので私は、「コンサルのようなこと」をしていると自称しています。





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