見出し画像

自然に包まれた商店街の空き店舗を「学びの拠点」へとリノベーション!

こんにちは、中津みらい義塾の辻村です。

以前のnoteでもお伝えしていた「学びの拠点」への改修工事が、いよいよ開始しました!

「中津みらい義塾ってなに?」という方はこちら↓

私たち中津みらい義塾は、福沢諭吉先生の故郷である中津だからこそ、学びを軸に地域の内外の人が交流する商店街まるごと義塾というテーマのもと、山国町の守実(もりざね)商店街をまるっとまるごと学びの場にするため活動しています!

そして、スモールスタートよりもっとスモールな「マイクロスタート」をキーワードに、守実商店街の旧水谷履物店さんを改修し、学びを発信する場「学びの拠点」として活用していきます!

今回は、そんな「学びの拠点」へのリノベーションがいよいよ開始しました!

工事の第1段階として、まず天井などの表面材を剥がし、天井裏や構造体の状況などを改めて再確認。

そんな中、天井等を剥がした状態の店舗スペースにて、旧水谷履物店の改修の話から、地域の方に身近な空き家についてお話しする、中津みらい義塾vol.1「空き家活用学」を開催

91歳の女性(言葉の重みが違う)にも参加いただけたりと、元気な地元の方々のおかげで盛会でした。
まだまだ、期待と不安がいっぱいの様子うかがえましたが、それ以上にドキドキワクワクしている感触を得ることができました!


建物の話に戻り、解体に伴い改めて建物を注意深く確認すると、学びの拠点への設計に活かせそうなさまざま要素があることに気づきました。

これらのタイルは、これまでの旧水谷履物店さんを象徴する要素の1つとして、外装にて使用を予定しているタイルの一部として引き継ぐことはできないか、と計画を進めています。

また、部屋を跨ぐように設置された、1つの電球で2部屋を照らすレトロな照明も見つけました。こういった、最近の住宅ではあまり見かけない面白いディテールも残していきたいポイントです。

天井をめくると鉄骨の梁が出てきました。詳細な計算はしてはいませんが状態は良かったので、建物の構造は結構しっかりしてそうです。

ただ、解体により建物の状況が明かになってきたことによる発見はポジティブなものだけではありません。

特に雨漏りについて。解体前から雨漏りがあることは分かっていたものの、天井を剥がしたことで思ったより腐食が進んでいることが判明しました。そのため、屋根や天井内部など、見えないところによりお金と手間がかかりそう、ということが見えてきました。

当初、改修費用は中津市の補助金で賄う想定でしたが、建物の状況や資材の高騰、そしてより充実した企画とするためにも、このたびクラウドファウンディングを立ち上げました!

どうして「学びの拠点」をつくりたいのかなど、さまざまな思いがプロジェクトページには込められています。

また、山国町のおまかせ農産物や、「からあげの鳥しん」さんとのコラボ限定セットなど、遠くからでも中津を感じられるさまざまなリターンを用意しましたのでのぞいていただけると嬉しいです!

ここまでご覧いただきありがとうございます!
今後も、建物の改修や学びのコンテンツについて、noteやInstagramでも活動内容を投稿していきますので、どうぞよろしくお願いします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?