nakatsuko

人の“弱さ”に敏感でありたい。

青色のてまねき。

「ん?」と返してくる彼の声を、 今でもときどき思い出す。 私の身長に合わせて少し傾いてくれる、 その仕草が好きだった。 それは、「もういっかい言って」の合図。 ...

最後の目覚ましが鳴ったあと。

「あ、いくいく」 内蔵に触れるほど深く密着しているのに、 この台詞が出たら、彼は途端に遠くへ行ってしまう。 余韻に浸る間などない。 「出勤時刻が迫って...

わたし、あなたの50番目になりたい。

わたしは、いもうとのことがだーいすき。 いもうとも、わたしのことがすきみたい。   なにかあったら、すぐに相談してくれるわ。 会えるのを楽しみにしてくれるし、 ...

「星か獣になる季節」 最果タヒ氏

私の好きな小説のひとつ。 世界が狭いという幼さが故に、 社会とはまったく違う正義を貫く 登場人物たちの行動や言動が気になって どんどん読み進めてしまう。 *  ...

君は、君の能力を、どう活かすのか。

「時間をとめる」という能力が手に入ったとしたら。   ある人は、「仕事を終わらせて、ゆっくり休みたい」と言った。 ある人は、「そんなの現実的だ。いちばんタイプな...

故人だけど、おじいちゃんだし。

2017年7月30日。 おじいちゃんの命日を、 うっかり忘れていた。 と母から31日に連絡がきた。 「今日おじいちゃんの写真に謝っといた」 という文章が、かわいいスタン...