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その丹田、本当に丹田ですか?

一人稽古は、当たり前だが一人でやる稽古なので、そこから何が得られるかはみんな違う。
今日の #板橋武研 &一人稽古で得られたものは多々ありますが、最近本当、武術稽古で得られたものを記述するのが全然追いつかない。

今日の成果をひとつ書いておくならば「その丹田、本当に丹田ですか?」^^

「丹田」という臓器はないし、丹田は実在する身体のいかなる部位でもない。

じゃあ、丹田ってなんだ?
「臍下丹田に力を込めて」なんて簡単に言われますが、それってどこ?

以前私は、丹田を「人間の重心」と説明してました。
これは間違いではないとは思いますが、こういう説明だと丹田は「0次元的点」と思われてしまう。

今日の発見は、丹田はもっと大きい、ということ。
大きいというか、実在の身体をはみ出して、臍下の周囲に分厚いドーナツのように展開している!^^

「はみ出す丹田」を見出すためには、臍下ばかり見ていてもだめ。
「鼻緒」、膝の内側の突端、腸骨の尖端、肩の突端、上腕骨内側上顆、豆状骨くらいにザッとスキャンをかけると、ブワッと「はみ出す丹田」が出現するのです^^

これはおそらく「テンセグリティ」が関係していると思います。
テンセグリティ構造は、実在の突端が「非実在的結節」によって動かされているように見えます。
「丹田」とは、人体というテンセグリティ構造から生じる「非実在的結節」なのではないか、と感じているところです。

もっとわかりやすく言えば。

「臍下の周囲にドーナツ状に展開している『はみ出す丹田』」

って、要は

「和服の帯(男性用)」

じゃねーか^^

和服を着るようになって、生活すべてを稽古とすることができるようになりました。
これほ本当に快適です。
ぜひ皆様お試しを^^

#丹田 #武術 #板橋区 #和服 #着物

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