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破壊規模最強の桜島と共存している鹿児島は不思議で魅力的な国であるということ

何人かの知り合いから「大丈夫?」という連絡があった。
なんのことだろうと思っていたら、桜島が噴火したからとのこと。
避難した島民の方々もあり、軽々しくは言えないが、中薗商店には何の被害もない。
現在の南九州市川辺町にはほとんど火山灰は飛んでこない。
子供の頃には、「パンッ!」という破裂音と襖がピリピリ震えたことに気付いた母と祖母が急いで洗濯物を取り込んでいた。しばらくしたら灰が降ってきた。
それが当たり前だった。
それが、「風向きのせい」で南九州市川辺町には灰が飛んでこなくなって久しい。
その頃に桜島自体もしばらく大人しくなって、長渕の桜島オールナイトライブ開催の許可が出たとも聞いた。
長渕の『Captain of the Ship』絶唱を待ってから再び現在に至るような噴火が続いている感じである。
といっても、大正時代の大噴火で、元々本当の島だったのに流れ出る溶岩で陸続きになったという教科書レベルのエピソードを持つ桜島と地元民との付き合いは深い。

なんにしても、改めて思う。
鹿児島は不思議で魅力的な国である。


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