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喜劇 愛妻物語 レビュー(笑って泣いてブチ切れて、それも愛)

喜劇 愛妻物語 レビュー
予告編で笑ったので観てきました。
「百円の恋」の足立紳さんが監督というのも気になったので。

感想としては、笑えました。
水川あさみさんの罵詈雑言オンパレードのマシンガントーク、濱田岳君のエッチへの尋常じゃない執着とアホさ加減とどうしようもないダメ男感、
新津ちせちゃんの純粋無垢な子供っぷり。
この3つが上手く絡み合っていて笑えて、呆れて、ほっこりする作品でした。

水川あさみさん、怪演でした。
こういう肝っ玉母さんいるよねーというのがドンピシャハマってました。
口悪すぎて強烈、旦那をディスりまくるけどやっぱりどこかで信じてる。
という役どころを見事に演じ切ってました。

濱田岳君も素晴らしかったです。
清々しいクズなんだけど、家族には優しい(金銭的には優しくないですが)。
このままじゃダメだとわかってるけど、一歩踏み出せず本能のままに生きてしまう。
最終的には一念発起して本当に頑張る。
そして、エッチしたい。
夢を語るけど行動が伴わない男のリアルがそこにはありました。

貧乏&変態過ぎて、モラル的には今やったら叩かれそうなことやってましたが、それすら笑えました。

あとは、赤パンに愛の深さを感じましたね。
なんだかんだ履いてるっていう。

結末もほっこりする感じで良かったです。

劇場のお客さんも結構笑ってました。
脇を固めた大久保佳代子さん、夏帆さんが良い味出してました。
キャスティングが本当ハマってました。
濱田岳君には悪いけど(笑)

ということで、笑える作品となってます。

気になった方は是非。

以上、「喜劇 愛妻物語」レビューでした。

87点。

※下ネタ全開なので一緒に観にいく人は選んだ方が良いです(笑)

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