鉄道のすすめ②

・鈴鹿市にはJRの駅の窓口がないけれど・・・

私が住んでいる鈴鹿市のJR線は関西本線のJR東海の区間のみが走っており、JR東海の車両が乗り入れている伊勢鉄道線も走っているが、有人駅の鈴鹿駅では伊勢鉄道線を含んだ経路のJRのきっぷを買えますが、発行可能な経路は制限があります。(鈴鹿から京都間の切符は買えませんでした。)

だからJRの長距離きっぷを買いに行くなら亀山駅かJR四日市駅あるいは市内にある大型ショッピングセンター内にある旅行会社で発行しなければなりません。JR線が通っている三重県の市のなかで鈴鹿市は設備が乏しい地域だと思います。(朝日町の朝日駅と同レベルかも。)でもICカード乗車券のTOICAやICOCAが使用可能になったのは近距離の乗車するのに便利になったと思います。ICカードの使用についても別の機会にふれたいと思います。


・鈴鹿市内にあるJRの駅の立地は?

鈴鹿市のJRの駅は河曲、加佐登と隣接している市の市境を越えたところにある駅の河原田(四日市市)と井田川(亀山市)も鈴鹿市の沿線の駅として有効だと考えます。

河曲駅や加佐登駅などから名古屋まで一本の電車で行けるのはもちろんのことですが、値段の安さを重視すれば関西方面へのアクセスが有効な地域なのです。伊勢鉄道線や近鉄沿線の場合は近鉄特急や名古屋まで出て新幹線で向かう方がよさそうです。

例えば加佐登駅から京都駅までの経路は関西本線で亀山駅と柘植駅で乗り継ぎ、草津線で草津駅まで北上し、東海道線で快速に乗り換えれば京都につきます。料金は片道1520円で約2時間10分ほどで到着できます。しかも新幹線を利用した時(のぞみの自由席5990円)よりも値段はだいぶ安く時間は関西本線と草津線経由と変わらないのです。

四日市市や津市では三重交通などによる京都行き高速バスが運行されており主要駅からバスでアクセスした方が便利なケースもあります。しかしながら京都まで行くなら関西本線と草津線経由で言った方が良い駅はたくさんあると思います。自分の調べによると関西本線なら南四日市~亀山の各駅と紀勢本線の一身田~亀山の間の各駅は柘植駅と草津線経由で行くルートがふさわしい駅だと思います。

鈴鹿市と周辺地域の駅から京都までのアクセスを例に在来線での移動の有効性を記してきましたが、多くの事例や課題などを提示して鉄道利用の可能性と維持するために必要な考え方などを発信していきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?