ぐるっとパスというのは、2500円で対象の美術館(主に都内)の入場が無料や割引になるという券。利用開始から2ヶ月有効。

是非とも2月で2500円分の元を取るための記録です。
第二回は、練馬区立美術館。小規模ながらも駅から近く、企画展のセンスが素晴らしい。行くたびに23区の経済力を思い知らされる。

今回は収蔵品の中から植物をテーマにした作品が一堂に介しているということで、まとまりがありつつも様々な作品に出会えて良かったです。
展示の構成がすごく良くて、写実的なもの→花らしさ、などをニンゲンが見出して描いたもの→植物をデフォルメした作品→ありのままに生える木や草を描いたもの→加工された木とニンゲンの関係→生命の樹ともいうべき、他の生き物に分け与え、奪う存在を描くもの→植物や種子を内包する水や土、という順番だったと思いました。自分は。

お気に入りは豊秋禽喜(竹原嘲風)です。大きな木に実がなってて、リスや小鳥が狙いに来てるところ。
次点はポスターにも使われてる、野霧(佐田勝)。暗いトーンで描かれてる草が、よく見ると全部違う野草なの。
倉科光子さんの作品もすごい迫力だったし。
茲(小柳吉次)も、絵なのに立体的に見えて飛び出てくるみたいだった。

ひとり展示のあとはひとり飲みだよね、ってことで、なかなか賑わってる中村橋駅前の中華居酒屋「チャイナ酒家唐苑」に。

美味しかったのでお惣菜も買った。これからお家で二次会です。