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「たたき台を作る人が一番偉い」という考え方

昨日も私はすてきな考え方に出会ってしまいました。

それはタイトルにあるように

たたき台を作る人が一番偉い

という考え方。

「たたき台」とは…

原案、草案、試案。仮に作る案。
例文:「提案する企画のたたき台を作る」
Goandup picksより


たたき台って、後輩とか部下が作って、上司がフィードバックしたり修正したりするイメージ。


私の会社でも、インターン生がたたき台をつくって社員に見せて、そこから改善していってプロジェクトを動かしているチームがあります。

そのMTGの終わり際に聞こえてきた言葉。

「でも、たたき台を作る人が一番偉いからね」


私はそのMTGに参加していないので詳しくはわからないですが、きっとそのたたき台に関するFB(フィードバック)もたくさんもらった後だったんだろうなと思います。


そこで経営陣が、たたき台をつくったインターン生を偉いと言っていたのです。

私はなんてすてきな考え方なんだ!と思いました。


よくよく考えれば、たたき台をつくるのが一番大変だったりします。

だって何もないところから作り上げるから。0→1の作業といえると思います。


たくさんフィードバックされると、自分の案が否定されているように感じてしまったりして、自信を失うこともあるかもしれません。

フィードバックする側も、たたき台をつくってくれた人への思いやりが不十分な状態で、ビシバシダメ出しをしてしまうこともあるかもしれません。

そんなとき、「たたき台を作る人が一番偉い」という考えがあれば、

フィードバックする人はもっとリスペクトの意を持つことができ、
たたき台をつくった人ももっと自信を持てて、

健全で生産性の高い議論ができそうだと思いました^ ^


私が学生時代インターンしていたときに、たたき台をつくるのがめちゃくちゃ得意な同期がいました。笑

みんなでその人にたたき台のタスクばっかり頼っていたときもあります。

あのとき、もっと感謝するべきだったなぁと思いました。

これからはもっとたたき台をつくってくれる人に、リスペストの想いと感謝を伝えていきたいと思った出来事でした😊

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