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小説と映画。それぞれ別の想像力を働かせる。


こんにちは!
#書く習慣  チャレンジ15日目!折り返しです👏

今日のテーマは、
誰かにおすすめしたい本・映画・ドラマ・漫画
です❣️

いろいろと考えたらたくさん出てきそうなんですが、
あえてひとつに絞っちゃおうと思います。

というのも、最近見た映画が面白かったので、熱があるうちにそれについて書いちゃおうと思うわけです。


その映画はなにかというと…

パラレルワールド・ラブストーリー

です!

東野圭吾さんのミステリー小説が原作で、2019年に実写化された映画。


主演は玉森裕太さん、ヒロインに吉岡里帆さん。

最近Netflixで配信スタートされたので、早速昨日観ちゃいました。

実は、映画化が決まった当時、私が大学2年生だったときから気になっていて、、、

でも私、映画を観ちゃうと、その後に原作の小説を読んでも、映画のイメージから離れられないんですよね。
主人公とか全部実写化されたときの俳優さんで思い浮かべちゃう。

だから、
映画より小説のほうが想像力を働かせられるという当時の仮説のもと、先に小説を読む!!と決めて、
気になる映画があると、映画を観ずに原作の小説を買って読んでました。

謎な行動ですけどね。

だから、大学2年生のときに小説だけ読んで、それから2〜3年経った今、初めて映画を観た!という経緯になります。

本も完読しており、すごーく面白くて夢中になって読み進めていた記憶はあるのですが、
恥ずかしながら結論をはっきりとは覚えていませんでした…笑

衝撃の結末だったという記憶はあるのですが、話が難しくて全部覚えられなかったという…💧

その分、映画も結論がわかっていない状態で観れたので楽しかったです😁(アホの特権かな!笑)


ネタバレしない程度に、簡単に導入を書いてみますね👇

玉森演じる大学院生の崇史は、毎日同じ時間の同じ電車に乗り、車窓から見える向かいの電車に乗った女性に片想いをしていた。最後にその電車に乗る卒業式の日。思い切っていつも彼女が乗っている電車に乗ってみたが、彼女に会うことはできなかった。まるで彼女がいた世界は、この世界とは別にあるパラレルワールドだったのかもしれない、と思う。
就職後のある日、中学からの同級生であり同じ職場で働く智彦から恋人を紹介される。そこにいたのは、なんとあの時車窓越しに恋をしていたあの子だった。


こんな感じです!!!うまく書けません😅

気になる方は、ぜひ本か映画をチェックしてみてくださいね〜!

で、今回ひとつのお話に対して、小説と映画の両方に触れてみて、感じたことが2つあります。

ひとつは、
同じ原作でも、小説と映画でセリフの言い回しやタイミングが少しずつ違って、2度楽しめるということ。  

映画を見終わったあと、小説のラストシーンはどうなってたっけ?と気になり確認してみたのですが、
結末自体は変わっていないけど、ニュアンスが少し違いました。

誰かのセリフで終わるのか、それとも映像で終わるのか。

それによって、同じ結末でも受け手に与える余韻は少しずつ変わってくる。


ふたつめは、
小説や映画に触れるとき、それぞれで働かせる想像力は別の場所にあるということ。

これは、原作と実写化の両方みたからこと初めて感じたことです。

先ほども述べたように、私は
映画を観ると、原作を読んでも映画のイメージから離れられないから先に小説を読む。

小説のほうが自分の想像力で作品に触れらるんじゃないか
と考えていました。

しかし、小説にはない、映画だからこそ想像できることがあると感じたんです。

なにかというと、
主人公の思考です。

もちろん、主人公の語りがナレーションとして入った映画もあるでしょう。
小説で、主人公の心情が事細かに描かれない場合もあります。

しかし今回に関しては、
映画では主人公の思考や心情は玉森さんの演技、表情から想像するしかなかった。
一方原作では、主人公崇史の頭の中を一緒に体感するように話が進んでいく。

そこで感じたんです。

小説は、ことばだけで表現するからこそ、映像は読者の頭の中で表現される。

映画は、映像とセリフで表現するからこそ、主人公の思考は観客の頭の中で想像される。


描き切っていないところに、受け手の想像力が試される。

当たり前のことかもしれないですが、同じストーリーを別次元からみたからこその発見だったな、と思います。

私は映画を観る習慣がないのですが、映画の魅力を前よりも知れた気がします。


他の映画も観てみたくなってきました!

みなさんのおすすめ映画、本があれば教えてください♪

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