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タイの結納金

しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
「微笑みの国」タイ。
仏教やヒンドゥー教の関連する観光スポットや世界から人が訪れるビーチリゾートがあることでも有名です。
そんなタイの結婚事情を見てみましょう。

日本と同様、「結婚」を人生の節目として大切にしています。
結婚式を行い、育ててくれた両親に感謝するといった文化や考え方が日本と似ています。
タイの結婚の特徴は「結納金」です。
結納をしない人が圧倒的に多くなった日本とは違い、タイでは現在でも結納をする風習が根強く残っています。
そして結納の際に新婦の家に入れる結納金が、高額になる傾向あります。
これはタイの国民の95%が仏教徒であることが影響しています。
今まで苦労をして育ててくれた両親にきちんとお礼をし、親孝行をすることが仏教において最も大切な「功徳」とされているのです。

結納金の相場は5万バーツ~20万バーツ(日本円約17万円〜70万円位)と言われています。
タイの平均月収が32,000バーツ(日本円約112,000円)なので、多い人では給料半年分を納めることになります。
結納金は新婦の家側の言い値で決まり、交渉次第で下げてもらうこともできるそうです。
新婦の両親に感謝の気持ちで渡すものではありますが、男性側の財務状況を確認する一つの指標にもなっているようです。

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