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CASE星人とMaaS星人がせめてきた。 <vol.3 カーボンニュートラル>

電気で動くクルマにたくさん種類があることは分かったけど、そもそも、なんで今、電気で動くクルマが増えてきたんだろう?
「ねぇ、セイビの神様。そこんとこも教えてよ。」

「そこ知りたいのか...少々ややこしい話になるから、いろんなことを除いてすごーーーくシンプルに言うと、<Stop! 温暖化!>じゃ。」

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「で、温暖化を止めるためには<温室効果ガス>の排出量を減らしつつ、<温室効果ガス>を回収(貯蓄/除去)する必要がある。
この<温室効果ガスの排出量 ー 回収量 = ゼロ>の状態にすることを<カーボンニュートラル>と呼んどる。」

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「温室効果ガスって?」
「CO2とか、メタンガスとか、フロンガスのように地球温暖化に影響を与えるガスの総称じゃ。」
「ふーん。クルマの排気ガスにCO2が含まれているから、ガソリンを使うクルマを無くして、電気自動車に変えていくってこと?」
「そう。温室効果ガスを排出する要因はたくさんあるが、その中の移動したり、荷物を運搬したりするときに出るCO2の量を減らそうっていうのが、クルマの電動化じゃよ。」

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「電動化で減らせるのって、すごく、一部分の話じゃん。」
「そう。だから電気自動車にするだけじゃダメなんじゃ。自動車業界でいうと、クルマをつくって、運転して、メンテナンスして、最後に捨てるところまでの全体で取り組むことが必要なんじゃ。
このクルマなどのモノやサービスの一生が環境に与える影響を計測/評価することを<LCA(ライフサイクルアセスメント)>という。」
「・・・」
「フリーズするな。余計なことを言ったか…。でもまぁ、ついでにもうちょっとこの辺の話をするかのー。」

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(次回へつづく)

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