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ママのベストパートナーになるために。パパになるための具体的な準備

女性は妊娠すると比較的早い段階で母性が芽生え、お腹にいる赤ちゃんを愛おしく感じます。
しかし男性は、自分が妊娠・出産を経験するわけではないため、なかなか父性が芽生えにくいのは事実です。

妊娠がわかったら、赤ちゃんの父親としてパパになる準備を少しずつ始めるのがおすすめ!
どんな準備をすればいいかわからないという男性のために、パパになる心構えをご紹介します。


1.出産前からパパがしておくといい準備・心構え

パートナーの妊娠がわかったら、男性もパパとしての準備を始めましょう。
妊娠中からパパの心構えをしておくことで、きっと出産後の生活もスムーズにいくはず!
ここでは出産前にしておきたい準備と心構えをご紹介します。

仕事の調整

まずは出産に備えて仕事の調整をしましょう。
出産予定日の前後は仕事をスムーズに休めるように、前もって上司に相談しておくのもおすすめです。

また、上のお子さんがいる場合は、保育園・幼稚園の送迎もあるでしょう。仕事をうまく調整しておくと安心です。

子どもの名前を考える

赤ちゃんの名前もママと一緒に積極的に考えましょう。
名づけの本を参考にしたり、ネットの名付けサイトを見たり、パパの方からいろいろ提案してくれると、ママも前向きな気持ちになれます。

両親学級への参加

なかなか父性が芽生えない、という人は、ぜひ両親学級に参加してみてください。
男性は妊娠や出産に対して現実味がないのは仕方がありません。
だからこそ、少しでも理解を広げるために、こういった会への参加はとても有意義です。

ママの気遣い方、ママがしてもらうとうれしいことなども教えてくれますよ。

ママは妊娠で気持ちが不安定になりがち

妊娠すると、女性はちょっとのことでイライラしたり悲しくなったり、情緒不安定になりやすいことをしっかり理解しておくことが大切です。
「今まではこんなんじゃなかったのに」
と思うこともあるかもしれませんが、命がけで赤ちゃんを守り育てているのですから、ママの心情が変わるのは当然です。

これを理解しているとしていないとでは、ママへの見方も変わるはずです。


2.立ち会い出産の時のパパの役割と心構え

生命の誕生という奇跡の瞬間を共有するために、立ち合い出産を計画しているご夫婦もいるでしょう。
立ち合い出産ではパートナーの男性にも、分娩についてしっかりと理解しておいてほしいものです。
ここでは立ち合い出産のときのパパの役割と心構えについてご紹介します。

いきみ逃しを一緒にしよう

陣痛がくると、つい力が入ってしまいます。
それを上手に逃し、良いタイミングで赤ちゃんを外の世界に出すのが重要です。
ママがスムーズに「いきみ逃し」ができるように、パパも一緒になっていきみ逃しを学んでおきましょう。

陣痛がきたらママのサポートを

陣痛の間隔が狭くなってくると、ママは心も体も余裕がなくなります。
そんなときこそパパの出番!
腰をさすったりお尻を押したり、飲み物を飲ませたり汗を拭いたり……
ママが要求することをスムーズにこなし、陣痛を全力でサポートしてくださいね。

両親への連絡

陣痛が来たら、両親への連絡をするのもパパの仕事です。
まずはママの両親へ連絡し、次に自分の両親に連絡するのがベターでしょう。
両親への連絡については、事前にママとよく相談しておくと安心です。

出産は長丁場になることも

出産は赤ちゃんのペースに合わせて行うため、いつ終わるかは誰にもわかりません。
「まだなの?」
「そんなに痛いの?」
といった声かけは絶対にNGです。

また、ママが陣痛で苦しんでいるときに、見える場所でスマホをいじったりうたた寝することがないようにしましょう。


3.産後にパパができることと心構え

無事出産したら、いよいよ赤ちゃんとの新生活のスタートです。
慣れるまではどうしたらいいか迷ってしまうパパもいるでしょうが、それはママだって同じです。
とくに初めての育児なら、わからないことだらけなのは同じと考えたうえで行動するのがポイントです。

ここでは産後のパパの役割についてご紹介します。


「手伝う?」「どうする?」は禁句!

初めての育児だと、ママだってわからないことだらけです。
それなのにパパが
「どうすればいい?」
なんて言ったら
「私だってわからないわよ!」
と冷めた目で見られてしまいます。

ママはわからないなりに一生懸命やっているのですから、パパも失敗しても良いからいろいろやってみてくださいね。

赤ちゃんのお世話は率先して!

おむつ交換や着替えなど、パパができるお世話は率先して行いましょう。
おしっこのときは交換するけど、うんちは替えたくない、なんていうのは絶対にNGです。

おむつのごみ捨てやうんちで汚れた服の洗濯など、ちょっと面倒に感じることこそ、パパがやってくれるとうれしいものです。

買い出しはパパの担当

消耗品の買い出しはパパが担当しましょう。
おむつや粉ミルクはあっという間になくなるうえ、かさばるので買い物するのが意外と大変なのです。

トイレットペーパーや洗剤など、生活用品の買い出しも担当してくれると助かります。

4.まとめ

出産はママの役割ですが、育児はパパとママが協力してふたりで行うことです。
出産前から赤ちゃんを迎えることを意識しておくと、産後の育児をスムーズに行えるはず。
そのためには、ママとのコミュニケーションが大切です。
妊娠中から出産・育児について話し合ってみてくださいね。

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