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妊娠5ヶ月の身体の変化と過ごし方

妊娠5ヶ月になるといよいよ安定期!
妊娠初期に比べると流産のリスクも低くなり、ママの体も心も落ち着いてくるころです。
「これから体にはどのような変化が起こるんだろう」
「赤ちゃんはどのくらい大きくなるのかな」
など、気になることもあるでしょう。
安定期である妊娠5ヶ月を安心して過ごすために、ここでは妊娠5ヶ月のママの体と赤ちゃんの様子についてご紹介します。


1.妊娠5ヶ月ママの体の特徴と変化

妊娠5ヶ月は妊娠16週から19週までをいいます。
ママにとっては「ようやく安定期に入った!」とほっとする瞬間でもありますね。
まだ周りからは妊婦さんだと気づかれることは多くはありませんが、確実に少しずつお腹が膨らみ始めていることを実感できるはず。
初めて胎動を感じるのも、妊娠5ヶ月ころから。
・腸が動いている感じ
・ぴくぴくけいれんしているような動き
・ガスが動いている感じ
このような動きを感じたら、それが胎動かもしれませんよ!
また妊娠5ヶ月に入るとおりものが増える人もいます。
通常よりも少し多いくらいなら心配いりませんが、あまりに量が多いと「細菌性腟症」の可能性も。
量のほか、色やにおいに変化があったら早めに受診することをおすすめします。


2.赤ちゃんの変化

妊娠5ヶ月の赤ちゃんにはどのような変化があるのでしょう。
ここでは妊娠5ヶ月の赤ちゃんの様子についてご紹介します。

妊娠5ヶ月の胎児の大きさ

妊娠5ヶ月になると赤ちゃんはまだまだ小さいですが、少しずつ人間らしくなっていきます。
皮膚が赤みを帯び、全身にうっすら産毛が生え始めます。
【胎児の大きさ】
・身長:19㎝ほど
・体重:250gほど
・オレンジくらいの重さ
指や爪も形成され、女の子は子宮や膣が形成されます。

妊娠5ヶ月の赤ちゃんの様子

妊娠5ヶ月になると、赤ちゃんが羊水を飲み込む様子が超音波検査で見られるようになります。
飲んだ羊水は尿として排出するようになり、着実に生まれたあとの練習をしてるんですね。
なかには指しゃぶりをするようになる赤ちゃんもいます。
胎動はまだ活発ではありませんが、ぐるんと回ったり手や足を動かしたりする様子も見られます。
赤ちゃんの顔の形成も進み、笑ったように見えたり眉をひそめたりと、さまざまな表情をするようになります。


3.妊娠5ヶ月にした方がいいこと

妊娠5ヶ月は、安定期に入りようやく安心してマタニティライフを送れるようになる時期。
この時期には、どのようなことをしておくといいのでしょう。
妊娠5ヶ月にやっておくと良いことをご紹介します。

歯科検診

妊娠5ヶ月ころはまだお腹も小さいため、通院などママの体のメンテナンスをするのにぴったりの時期です。
とくに歯科検診は、つわりが治まり妊娠5ヶ月になったら早めに受けておくのがおすすめ。
もし虫歯があった場合、治療に数ヶ月かかることもあり、お腹が大きくなってくると通院も負担になってしまいます。
また妊娠によるホルモンバランスの変化で、口内環境が悪化し歯周病になってしまうことも。
悪化する前に治療しておくと安心です。

赤ちゃんに話しかける

お腹のなかの赤ちゃんは、妊娠4ヶ月ころから少しずつ聴力が発達し始めるといわれています。
妊娠5ヶ月の赤ちゃんはまだはっきりと音が聞こえているわけではありませんが、ママの体から出ている音をかすかに感じ取ることができるようになります。
妊娠5ヶ月になったら、お腹の赤ちゃんにたくさん話しかけてあげてください。
胎児ネームをつけて呼んであげても良いですし、歌を歌ってあげるのもおすすめですよ。

マタニティウェアの準備

妊娠5ヶ月になるとお腹も少しずつふっくらしてきます。
これまで着ていた服がきつく感じたり、お腹に圧迫感があったりすることも。
窮屈に感じるようになる前に、マタニティウェアの準備をしましょう。
ワンピースやチュニックは妊娠前のものを利用しても良いですが、スカートやパンツはマタニティ用のものがあると安心です。
レギンスも何着か用意しておくと便利ですよ。


4.妊娠5ヶ月に注意すること

妊娠5ヶ月のママは、どのようなことに気を付ければいいのでしょう。
安心して安定期を過ごすために、ここでは気を付けたほうがいいことをご紹介します。

貧血

どんどん成長する赤ちゃんに十分な血液を送るため、妊娠中は貧血になりやすいといわれています。
妊婦健診で貧血検査もありますが、普段から貧血にならないように気を付けましょう。
食事から鉄分を多く摂れるようにするほか、不足分は妊娠中でも飲めるサプリメントを活用するのがおすすめです。

体重管理

安定期に入ると、これまで辛かったつわりが落ち着き食事が摂れるようになる人も。
これまで食べられなかった分、食事がよりおいしく感じて食べすぎてしまう人も少なくありません。
妊娠5ヶ月は赤ちゃんもまだ小さく、ママの体重の増加も緩やかな時期です。
この時期に体重が急激に増加してしまうと、妊娠後期に体重の指導をされてしまうこともあります。
食べすぎにはくれぐれも注意しましょう。


5.まとめ

妊娠5ヶ月は安定期に入り、マタニティライフもようやく楽しめるようになるころです。
赤ちゃんの胎動を初めて感じたり、つわりもおさまったりと、妊娠していることに幸せを感じられるはず。
体がまだ身軽なので無理をしがちですが、疲れを感じる前に休むなどしてゆったり過ごしましょう。

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