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パティシエですと言いたくて

とある田舎の小さなお店の大きな店主

とある田舎のさらに田舎から調理師を目指して専門学校に入学。
母から「これから福祉関係は職に困らないでしょ」と言われ、調理福祉コースを選択。
在学中、もともとお菓子作りが趣味だったこともあり卒業前最後の研修を「ケーキ屋に行きたい!」と担任にお願いし市内の有名店へ研修にいかせてもらった。
季節は冬。研修生といえども初めてのケーキ屋のクリスマス。もうね、ただ疲れた記憶しかない。こんなに厳しい世界なんだなと実感。
でも不思議と仕事は嫌じゃない。やっぱりお菓子作りは楽しい。
その店の社長に「このままここに就職するだろ?」という質問に「はい」と答えることになんの違和感も感じなかった。

これが店主の社会人としての始まり。この頃は残業代?残業時間?なにそれ?の時代。
それが当たり前。修行だと言い聞かせてまだパティシエに憧れを持っていた時代。

ちなみにパティシエになった理由の一つは、合コンに行った時「仕事なにされてるんですか?」って聞かれた時に「パティシエです」というとキャーってなるからです。そうです下心です。

次回、激動の社会人生活〜辞める理由一位は人間関係〜

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