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空前の生ハムブーム「生ハムと同棲生活」について

どうも。蔭山です。

今回初めて記事を書かせて頂いており、拙い部分はご容赦ください。。。

早速本題に入りますが、私の会社は生ハムを中心とした輸入食材を取り扱っており、主に業務用向けに販売をしています。

そんな中、現在生ハムの市場が大荒れになっているとの情報をあるルートから入手しました。

●いま生ハムの”原木”を買う人が増えているんです!!

情報源となるのがこちらのlivedoorNEWSさんの記事。

記事で紹介されているように、ある方のTweetが反響(バズ)を生み、いま一般消費者の中で空前の生ハムブームが起きているのです。


さらにはお笑い芸人キングコング梶原氏のYoutubeチャンネルでも。

影響力のあるインフルエンサーが自身のSNSで生ハムを取り上げることにより、多数の人が生ハムを購入するという事態が起こっているのです。

●レストランやホテルなど外食・サービス産業への影響度は??

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生ハムを販売する身としては生ハムの市場拡大は嬉しいかぎりですが、果たして外食・サービス産業への影響はいかなるものでしょうか。

あくまで私(蔭山)個人の見解ですが、プロシュート、ハモンセラーノ、ハモンイベリコなど数多ある生ハムの違い(味の違いも含めて)を認識している一般消費者の方はそこまで多くないと思います。

種類の違いを理解する人が増えれば、レストランで食事をする際に生ハムを注文してもらえる確率は上がるのではないでしょうか。

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輸入食材を扱うような企業のミッションとして、まずは食材の認知度を高めなくてはならないと私は考えております。

そんな今までの生ハム業界における現状の中で、このようなSNSを通じたムーブメントは外食・サービス産業にも少なからず影響を与えるのではないでしょうか。


●「本日は前菜にクラテッロを使用しております。」

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「本日は前菜に北海道産のウニを使用しております。」

レストランでこの一言を聞いたとき、喜び感動を感じる人は多いと思います。

なぜなら、北海道産のウニの価値を知っているからです。

しかし、次の場合はどうでしょうか。

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「本日は前菜にジベッロ産のクラテッロを使用しております。」

この言葉を聞いて多くの人が「・・・??」となるのではないでしょうか。

その理由は、クラテッロという食材になじみがなければ、その価値もわからないからです。

人は知らないものの価値を測ることはできないと言われています。

どんなに高級な食材を取り扱っていても、それを食べる人が価値を理解してくれていなければ、いくら店頭メニューに大々的に取り上げても反応を示してはくれないでしょう。

※クラテッロはジベッロ村周辺のみで作られる希少な生ハムです。漫画の「美味しんぼ」にも登場し、幻の生ハムとも言われています。

●まとめ

TwitterやYoutubeでの強烈な反響により、生ハムブームが起こっているとご説明させて頂きました。

今回の生ハムブームによって、世の中の素晴らしい食材が人々に少しでも広く認知され、それを味わう喜びを感じてもらえるような世界に一歩近づいたのではないでしょうか。

ご閲覧頂きありがとうございます。

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