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赤身ガチャ

あれは赤身かトロか。
どちらだったのだろうか。
それともどちらでもなかったのだろうか。

それは昨日のお話。
出先でお昼ご飯を食べることになった。
お腹はペコペコというほどでもなかったので、
食べる量を調整しやすい回転寿司に行くことに。

食べるラインナップはいつも通り。
サーモン類で始めて、ブリ、しめさば、マグロなど。
淡々と食べ進めた。

マグロに関しては、
いつもは通常の赤身とびんとろがあい盛りのやつを頼むが、
昨日に関してはプラスで通常の赤身も頼んだ。
普段は赤身単体を頼むことはあまりないのだが。

注文した赤身が届くと何か違和感を感じる。
何に違和感を感じたのか。
それは色である。

頼んだのは赤身なのだが、そこまで赤くないのである。
最初に頼んだびんとろとあい盛りの赤身はどうだったか。
こちらは明らかに赤かった。
見慣れたマグロの赤身の色である。

しかし赤身単体で注文した赤身は違った。
真っ赤というよりは、薄目で見るとピンク掛かっている。
というのも薄くサシが入っているように見えるのだ。

あくまで見た目は見た目。
大事なのは味である。
早速、その赤身を口に運んでみる。
すると、最初の赤身とは異なり脂身のような感覚を覚える。
まるでトロのような。

その味わいは気のせいだったのだろうか。
見た目に引っ張られてそう感じただけなのか。
それとも本当にトロのような部位だったのだろうか。
今となってはわからない。
しかし、普段の赤身より美味しく感じたのは間違いない。

ちなみに、その後も2皿マグロの赤身を注文した。
すると最初の一皿は2貫ともトロのような見た目。
次の一皿は1貫だけトロのような見た目だった。
そしてやはり見た目と味に相関はあった。

完全なトロとはいかずとも、
赤身の中には多少脂が乗った赤身も紛れ込んでいるのか。
これはラッキーである。

これからは運試し的に赤身を頼んでみたくなる。

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