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わたしの知らない本の魅力と独自な世界。【346目】

新潮文庫の装丁が
好きでたまらない!

と熱弁する中学生の息子。

装丁(そうてい)という
ワード自体も私にとっては
初耳。。

調べると、
表紙の図案を考えるなど、
本を美しく装う行為とのこと。

息子が言うには、
新潮文庫は表紙カバーを
外した表紙の質感!?も
さらに良いとのこと。

なので、

小学生の頃は
表紙カバーをすぐに
捨てていたとか。

自分の本棚から
小説を持ってきては、
作者の説明に始まり、

この表紙カバーの
木の人形がおしゃれ過ぎる!
と更に熱弁を振るう。

また、

私がたまにビレバンで
本を買って帰ると
すぐに「これビレバン!」と
言い当てます。

本の匂いで分かるらしい。

全く全く分からん世界。

ですが、これだけ好きなモノが
あるのは羨ましくもあります。

夢中になれる状態は
ある意味、心配事のない
状態だと思いますので。

大人になると、
多くの人が仕事や家族など
責任が出てきます。

この責任とのバランスが
難しい。

かと言って、
何の制限もなく
自由になったところで
何かに夢中になれるか?

というと、それも難しい
はずです。

私の場合、ギターは好きですが、
夢中かと言われるとそうでもなく。

最も夢中だったのは
高校時代かなぁという
レベルです。

その後はいつしか
「やらなくてはならない」に
気持ちが変化していくのですが。

今はあの時の貯金(技術的)で
楽しんではいますが、
実はマニアチックな知識は
備えておりません。

極度なこだわりも
特にないような・・・

息子と話しながら
色々考えました。

人によるとは思いますが、
何かに夢中になるきっかけは
何だろうか?

思い返すと私の場合、
具体的報酬がある方が
燃えることに気づきました。

例えば、釣り。

釣りに行く→
魚をゲットできて嬉しい
手ぶらで帰ると悲しい

今夢中になれるのは、
釣りのような気がします。

すぐに行けるかどうかは別として、
心から行きたい!と思うのはと
いう意味です。

報酬が現物で分かりやすいので
燃えます。

思えば東京上京後しばらくして
どハマりしたスロット。

これもメダルという現物ですね。

最終的にはお金に繋がり
痛い目を見て卒業しましたが。。

逆に、楽しさはあれど
ゴルフのスコアには
そこまでの熱が上がりません。

読書に音楽鑑賞も同じく。

ですので、

好き嫌いの前に
色々な数値や知識、
はっきりとしない技術力などには
オタク的に没入できないのだと
思いました。

まぁ、そう決めてしまうと
行動の幅が制限されそうですが。。

具体的報酬が無い、
多分ハマらない、
であれば、
最初からやらない!てきな。

趣味や夢中になれる事を探そう!
とか良く言われますが、
探そうと思ってそう簡単に
探せるモノではないですよね。

なら、

「何に燃えますか?(過去含め)」
を理解するときっかけとしては
探しやすいかと思いました。

具体的報酬でも、
他人との勝負、
もしくは自分との勝負でも
ドーパミンがどれだけ出るか!

人生折り返し、
こらから何に出会うのか
楽しみです!

ありがとうございました。

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