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10億円規模の事業における仕事のやり方。【331目】

仕事で見積もりを出すと、
もっと上乗せして
くださいと言われました。

と言われても・・・

人件費✖️時間と技術料でしか
見積もりは出せません。

しかし、

私にとって目から鱗だった
先輩からの教え。

その金額(通常金額)に、
事業規模に対する
責任の重さを加えなければ
ならない。

事業規模の金額は、
関わる人の数も多いという意味。

なので、

それだけの責任を背負います
という覚悟も対価に含まれる。

と。

そんな事も知らずに
経営しているのか!?と
恥ずかしさもありますが。。

発注側からすると
開発費安く済んだ!
ラッキー!利益が増えるぞ!
となる場合が多いはず。

とは言え、

私からしても、
利益が出るように
見積もりは出すわけで。

自分たちの利益を
失ってでも私(後輩)に
教えるとは。

先輩から頂いた言葉は、
今後の仕事人生にとって
かなりの影響があるでしょう。

クライアントに対する
選択肢と言いますか、
伝え方も変わるでしょう。

交渉と言えば
それまでですが、

言葉の力を借りる事ができ、
かつ、自分たちに
改めてプレッシャーを
かける事ができます。

大きい仕事も小さい仕事も
やる事は大して変わらない。

とは良く聞きますし、
実際にそうでもあります。

ただ、

そこには言葉には表れない
責任があるんですね。

見積もりという、
数字の積み上げに
どのような項目で「責任」を
載せるのか。

私たちの商売は、
商品を仕入れて、
何かを設置してという
現物はありません。

形のないモノだけに、
やりやすさと難しさが
あります。

そういう意味では、

見に見えない、
形にならないモノに
価値を付けるのは「人」だと
思った次第です。

そして、

人の価値を高めるのは
無用の用かも知れません。

単なる生産性や、
自分勝手な必要無駄な判断だけで
語れないモノが世の中には
あるものですね。

起業当時から様々な仕事を
共にしてきた先輩だけに、
今後も付き合いは変わらず。

昔話に花が咲き、
今後の展望を語る
熱い会でした。

ありがとうございました。

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