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当期純利益が赤字でもボーナスを出す会社。【288目】

赤字なのに、
社員に400万のボーナス。

他社の決算書を
見せていただきました。

毎年赤字なのにボーナスが
支給されている会社。

ボーナスを支給したことで
最終的に赤字なのか、
赤字と知っていながら
ボーナスを支給するのか。

経営者の判断でしか
ありませんが、

最初にボーナスを設定し、
それでも黒字になるよう
計画行動するとのこと。

今年は儲かったから
ボーナス有り!

厳しいから無し!

という考えの私にとっては、
かなり衝撃でした。

同時に情けなさも感じました。

ボーナスありきの経営と
成り行きまかせの経営の違い。

経営者の覚悟の差と、
行動の差は別格でしょう。

自分(社長)の報酬を
下げてでも社員優先。

経営に正解はありませんが、
社員からするとどっちが
良いかと言えば、
ボーナスありきの経営でしょう。

別の視点だと、

ボーナスを支給するから
皆で全力で頑張ろう!

も正解だと思います。

会社の業績を伸ばす事は
どの社長も考える事。

そして、

その手法は、
経営者の数だけ存在する。

毎年赤字でもボーナス支給だと
会社の存続すら危うい。

あとは社員が付いてくるか
どうかでしかありません。

人手不足がどの業界でも
深刻な問題となっている今、
「在り方」を考えさせられる
機会となりました。

これからは個人の時代と
言われだいぶ経ちますが、

コロナ後の今、
ようやくその流れを
感じるようになりました。

しかし、

まだまだ、
組織の力は偉大なのです。

会社の1番の問題は
経営者である。

全ては経営者の判断で
会社は如何様にも変化する。

「社員ファースト」なんて
どこか胡散臭い言葉は
掲げたくありません。

しかし、

気持ちだけでも、
そこにシフトするだけで
会社は変わると思います。

古臭い考え方かも
知れませんが、

何年も似たような決算を
するよりも何十倍も
良いと思います。

「真剣な経営」
「厳しい経営」
「本気の経営」
「厳正な経営」
「徹底的な経営」
 ・
 ・
 ・

似た意味を持つ数々の
フレーズは本なり記事などで
見てきました。

これまで何度も
書いてきましたが、
知っているだけなら
意味が無いんです。

10期目の節目。
また同じような結果に
安心せず、

改革の意識を持って
トライしてみようと思います。

気付いた時がスタート。

色々やってみて、
ダメならやめれば良い。

それもこれも
経営者だからこそできる
判断なのです。

やらない後悔をしないよう、
作業ではなく、経営にこそ
より時間をかけてみよう!

と思いました。

ありがとうございました。

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