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元ヤン社長の鞄の中に入っている意外な教科書。【86目】

昨日、飲み会にて。

親しい先輩社長と
久々の酒の席。

先輩は小学校の頃から
ぶっ飛んでいて
中学入ってしばらくして
いなくなりました。

今では過去の
超ヤンキー時代が
嘘のような腰の低さ。

そして、社長として
多くの従業員を
抱えています。

先輩がキャラに合わない
可愛い鞄(ミニランドセル)を
持っていたので、

「中身は何の本が入っているの?」

と、面白おかしく
周りの人が質問。

答えるまでの時間0.1秒。

「もちろん!人生の教科書さ!」

一同、大爆笑!

自分のキャラを理解しての
瞬時の発言は流石だなと
思いました。

自分のキャラを際立たせる
ためのミニランドセル。

登場してすぐに皆に
突っ込まれるのも
狙っているでしょうね。

昔怖かった先輩は、
いつの間にか憎めない存在に
なっています。

このような能力が必要か
どうかは置いておいて。

言える事は、
多くの人と接しない限り
身に付かないでしょう。

先輩は人の話を聞いての
リアクション、褒め方も
天下一品。

改めて、家で勉強ばかり
していてもダメだなと
思いました。

何をもって成功かという
判断はとても曖昧です。

高学歴、高収入にばかり
目がいってしまう時代では
ありますが、

「人間力」というのは
モノサシでは計れません。

ですが、
人間力もまたとても曖昧です。

曖昧ではあるものの、
その人の発する言葉の端々で
分かったりします。

驕らず、人を喜ばせ、謙虚である。

ここまでは、私も
何となく理解している
つもりです。

もうひとつ、
人が放つ不思議な力。

「この人」が側にいると
何も怖くないと思わせる感覚。

大きな括りで言えば
「安心感」でしょう。

頼れる存在である事は
間違いありません。

その時その場において
そう感じさせる人は
変わります。

交渉の場、旅行に飲み会、
イベント主催or参加など、
その時における
キーマンとなる人ですね。

私の感覚的に、
キーマンの共通点は

「もちろん経験豊富」
「ガンガン前に進む」
「大丈夫!何とかする!」
「責任は俺が取る!」

という人間のように思います。

自分がキーマンになるも良し、
様々なタイプのキーマンが
近くにいるも良し。

昨日の先輩も
私にとっては
キーマンです。

とまぁ、

昨日を振り返りながら
これまで諸先輩方から聞いた
言葉を思い出しました。

「ヤ○ザから総理大臣まで
友達になるような気持ちで
幅広く人と付き合え」

「賢くスマートに振る舞うより
物申す田舎侍となれ」

「人の評価は死んだ後にしか
分からない」

「笑顔で人に尽くせ
それが自分を作る」

「人に会う時は
相手を天皇陛下だと思って
接しなさい」

などなど。

もちろん、多少偏りのある
言葉という認識もあります。

ですが、少なからず
私より年上だからこその
経験から発せらた言葉です。

これぞ人生の教科書。

素直に受け入れるも
反発するも自由。

様々な経験から
取捨選択を行い
自分の糧としていく。

40代という責任世代。
何かの時には、
キーマンになれるような、
キーマンに頼れるような
時間を過ごしたいものです。

ありがとうございました。

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