shot with OLYMPUS OM-D E-M1X
＋ LUMIX 45-200mm / F4.5-5.6
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シグマのカメラと比べたら，断然動き物に優れているオリンパスのOM-D E-M1Xである．被写体認識能力はキヤノンやニコンと比べたらまだまだだが，それでもフィールドで使うカメラとしては強いと思える．

そこでせっかく冬の北海道へ行ったのだから，エゾリスを撮ってみようと思った．出発前に調べてみたら，

【札幌】円山公園でエゾリスと出会えるスポット大公開【アクセス抜群】

というサイトがあって，ここなら宿のバアサンちから近いので，朝飯を済ませて出かけてみることにした．場所は円山動物園の正面ゲートから円山山麓の方へ降りた木道沿い．

いました！
2匹の可愛いのがチョロチョロと動き回ってる．ちょうど餌をやっていた人がいて，その餌を食べに寄ってきたようだ．

ほんと可愛いですねー❤すばしこい動きがよけいにそう思わせてくれる．

ところで現場は早朝の谷．そしてしばらくしたら雪も舞ってきた．なので思いのほか暗い．ISO2500で絞りはF5.6の開放（望遠端）．それでもシャッター速度は1/400秒がやっとで，結果としてブレているのが多くて，これならISO3200かそれ以上にして，もっと速いシャッター速度にするべきだったと，今になって思う．

それにこのカメラは動物認識機能がないので，ふつうに撮ると目にピントが来てくれない．だから本来ならばピンポイントで合焦点を目に持ってこなければならないのだ．けれど初めての動物撮影なので，そんな器用な事ができるはずもない．

結局小一時間で600枚以上は撮影したけれど，ピントが合って動体ブレが少ないのはほんの10数枚ほどと，初めてにしては良いのか悪いのか（笑）．

それでもまあ動物撮影初体験にしては，楽しいひと時であった．次に訪れる機会があるならば，ぜひこの経験を活かしたい．

ちなみに撮影現場のそばにはこのような立て札がある．

そういえばエゾリスだけでなく，名も知らぬ小鳥も餌をついばんでいたっけ．人間と野生動物の共存は巷で問題になっているけれど，いち写真撮影者として心の底からバンザイとは言えないものもたしかにあるなあ，と感じた次第である．