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身体>顕在意識2

次に動作、所作そして行動

大抵の場合
意識が先行して動作に移すという解釈が
一般的なわけですが

例えばIQ一つとっても

とある知能テストを被験者に受けてもらう実験で
まずは2つのグループに分け

テストの前に
片方はフーリガンのような
少し人間の暴力性を伴うような内容の動画を

もう片方はテストとは関係はないが
知能の高い講義の動画を見せた場合

後者側の被験者の方が
知能テストの成績が良くなったという結果が出ています

・ミラーニューロンという機能が
人には備わっており
模倣をすることで人は学習をしていきます

赤子は主にその機能をフルに活用し
大人になっても、他者の感情を読み取る際に
無意識に発動していたりします

また

運動をしている動画を見ている時なども
人はその動画内の筋肉の動きに合わせ
物理的に身体を動かさずとも
脳内の電気信号上では実質的に発火をし
その動きの理解に努めています

理解ができる、ということの本質は
実は、自身の経験にトレースできるということと
同義だったりもします

つまり

先述した
フーリガンか講義の動画をみせられた際に
100%とはいえずとも
経験上、それに近い情報をかき集め
寄せていくという動作(脳内発火)を
無意識にしていたために
それに近いを活動成果を招いたということになります

・ですので
普段から何気にしている
動作所作、そして行動が

実は自身という人間の
性格や人格を決定づけており
その影響は計り知れない
ということになりますでしょうか

・このことから導きされることは

こういう行動をしている
だから、私は頭が良いor悪い

つまり頭が良いor悪いから
その行動をしているわけではないのです

・行動が先行しているという解釈は
まさにこういうことなのではないでしょうか

顕在意識による
自分自身への定義づけは
もはや意味を成しません

・本日はこの辺で失礼します

最後まで
お読みいただきありがとうございます

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